全国の競技かるた愛好者が集う「おおつ光ルくん杯百人一首競技かるた団体戦」が5日、大津市であった。小学生から50代まで約540人が機敏な動きで札を取りあい、かるたが趣味という市の観光キャラクター「おおつ光ルくん」が会場を盛りあげた。

 会場の一つ、県立膳所高校では、今夏に県内で開催される第39回全国高校総合文化祭(びわこ総文)のリハーサルを兼ねて、同校と比叡山高校の生徒27人が運営を担当し、開会式の司会や競技員などを務めた。

 受付を担当した比叡山高校2年の高山未央さん(16)は「やってみなければわからないことも多い。ミスのないように、精いっぱい頑張りたい」と話した。