第４５回全国小・中学生かるた選手権大会は２９日、滋賀県立武道館で開かれ、郡山二中３年の西牧真凜（まりん）さん（１５）＝須賀川市＝が中学３年の部で優勝し、日本一に輝いた。
　大会は全日本かるた協会の主催で、各地区代表の小中学生合わせて約２００人が出場した。中学３年の部には有段者ら約４０人が出場しトーナメント戦を行った。１試合で５０枚の札を取り合う形式で、決勝戦では序盤リードを許したが、後半に追い上げ逆転で勝利した。「負けると思っていたのでうれしい。練習の成果」と喜びを語った。
　西牧さんは４歳から小倉百人一首かるたを始め、小学生の全国大会で優勝経験がある。
全国高校総合文化祭などで実績のある安積黎明高で練習するため、須賀川市から郡山二中に通い、高校生と練習を重ねてきた。
　西牧さんは４月から同校に進学する。「お世話になった方々に恩返しできるよう、高校でも日本一を目指す」と張り切っている。

（ 2015/03/31 09:18 カテゴリー：主要 ）