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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,  09:00 PM

国際経験が豊富な人を採用したほうがいい5つの理由

国際経験が豊富な人を採用したほうがいい5つの理由

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Inc:新しく社員を雇用する際には、応募者の学歴や職歴、人柄などを見るでしょう。しかし、この時、応募者にどのくらい海外経験があるかということについては、あまり考えないのではないでしょうか。あるビジネススクールの教授によれば、職歴に加えて、国際経験も見ていくほうが賢明のようです。

リンダ・ブリム教授は最近、INSEAD Knowledgeのサイト上で、ある特定の種類の従業員は、特定の利益を雇用主にもたらす、と述べています。その従業員とは、教授が「グローバル・コスモポリタン」と称する人達のことです。


グローバル・コスモポリタンを雇用すべき理由


グローバル・コスモポリタンとはどのような人たちなのでしょう? 以前の投稿で、ブリム教授はグローバル・コスモポリタンを「さまざまな国で長期にわたり、生活、勤務、あるいは留学をした経験のある人々」と定義付けています。彼らにとって、海外居住経験の影響は深大なものです。彼らは、「国境を越えて生活したり、行く先々で発生する困難に対処したりという現実の経験に大きく影響された世界観、自己認識を持っています」とブリム教授。

見聞の広い人は人として豊かになれそう、ということまではわかりますが、それが企業活動とどのような関係があるのか、とお考えでしょう。 ブリム教授は、この才能の宝庫こそ独特かつ有益なスキルを仕事にもたらすのだと主張し、事業主がグローバル・コスモポリタンを雇用する際には、特別な配慮をするのが賢明だといいます。国際生活によって発達する5つの主要能力を、教授は次のようにまとめています:

1. グローバル・コスモポリタンにとって変化は普通のことである。
2. 既存文化に入ってゆくよそ者のため、創造的思考に頼っている。
3. 新たな自分を再構築し、新しい自分でいろいろ試してみる。
4. 変化の時期に経験する精神管理に長けている。
5. 新しい考え方を受け入れ、簡単に行動に移せる。


履歴書だけで判断しない


このように、越境慣れした国際人は、企業に貴重な能力をもたらす一方、組織の中では誤解されたり、あるいは十分に活用されない恐れがあります。「グローバル・コスモポリタンは、紋切り型の社内業務をしていると、夢や才能がどこかへ切り離されていってしまったように感じ、結局任務を離れるということがよくあります」と、ブリム教授は警告します。

この種の人材から最大の効果を得るために、ブリム教授が管理職(管理職候補含む)に向け行っているシンプルなアドバイスがあります。履歴書は、国際色豊かな人材の良さをすべて反映しているとは限りません。よって、履歴書の枠を出て、応募者の話に心から耳を傾けるようにしましょう。「他の人と違うスキルを持っているという潜在的能力を自覚していないこともあります。これを打開する最良の方法は、その人そのものを知ることです」と、ブリム教授は述べています。

国際経験豊かな履歴書がデスクの上に舞い込んできたら、落ち着いてよく読んでみてください。そして面接に進んでもらう場合には、応募者の人生を深く掘り下げてよく聞き、その国際経験によってどのようなスキルがその人の中に密かに育っているかを掴むようにするのです。


5 Reasons You Should Hire the Well Traveled|Inc.

Jessica Stillman(訳:コニャック
Photo by Shutterstock.

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