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資産家装うメール詐欺 被害計4億円か
4月14日 18時07分

資産家装うメール詐欺 被害計4億円か
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資産家を装って「あなたに財産を譲る」などとうそのメールを送りつけ、電子マネーのID番号を送信させる手口の詐欺を繰り返していたグループが摘発された事件で、警視庁は、都内の70代の女性からも130万円余り分のID番号を送信させていたとして、14人を再逮捕するとともに、新たに5人を逮捕しました。警視庁は被害が少なくとも4億円に上るとみて調べています。
この事件は、資産家の女性を装って「あなたに財産を譲ります」と長崎県の51歳の男性にうそのメールを送りつけて自分たちが運営するサイトに誘導し、電子マネーのID番号を送信させたとして、竹本宗晴容疑者(36)ら男女34人が詐欺の疑いで警視庁に逮捕されたものです。
その後の調べで、世田谷区の73歳の女性からも、134万円分のID番号を送信させていたとして、警視庁は、竹本容疑者ら14人を再逮捕するとともに、栗田隆浩容疑者(30)や、三浦邦光容疑者(28)ら5人を新たに逮捕しました。
警視庁によりますと、このグループは会社のように幹部やマネージャー、それに社員などと細かく決めていて、1か月分の給料として35万円から85万円を支給したり、タイムカードで出勤や退勤の時間を管理したりしていたということです。警視庁は被害が少なくとも4億円に上るとみて調べています。
警視庁によりますと、3人は容疑を認め、竹本容疑者ら16人は容疑を否認したり、黙秘したりしているということです。

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