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ピザ 作者:昆布茶コーラ

宅配から戻って

「チッ~ス 今戻りました。遅れてすいません。」前田のせいで遅れに遅れた俺は店長(女性 というかこの店は俺以外全員女。皆前田みたいに難点がある。)の説教?を受ける。
「遅い!水原。何で遅れた?はあ~ん?もしかしてまた、あの女に喰われていたか?お前は男なんだからたまには逆に喰っちゃえよ(笑)」
店長、(笑)付いてますよ?下ネタ大好きな店長 南郷実里(なんごうみのり)の説教らしからぬ説教を受けた。回避しようものならしたいのだが下ネタのグレードがUPしてしまうので説教を受けるしかない。
そして、手を洗ってエプロンを掛けて本来の持ち場である調理場に戻ると、いたいた。前田 南郷店長に続く三人目のくせ者が。
「ねぇ?水原。生地をこねるよりもさ、私の胸をこね揉まない?ピザ生地よりもヤ・ワ・ラ・カ・イぞ?」
マジですか?!それは確かに良いような・・・。いかんいかん、前田の邪悪なオーラが感じる。何か寒気がする。
ハクシュン。
「水原。風邪ひいたのか?ひいたのなら温まれ。そうだ、私の胸で暖まろうよ。絶対に気持ちいいからさ。」
「大丈夫ですって、明子さん。平気ですって!」
彼女の名は 五反田明子(ごたんだあきこ)。俺知人の三人目の変態である。そんなやり取りをしていると調理場の奥から
「あーっ!お兄ちゃんに手を出すな。このオッパイ魔神。淫乱女。揉んでいいオッパイは私のだけなんだからね。」
この声を聞いて明子さんは
「揉んでいいと言っても雪江ちゃん。あなたの胸は貧乳でしょ?私の胸には勝てないわよ?(笑)」「雪江、俺は大丈夫だから安心して。明子さんになにもされてないから。けど、雪江は俺を助けてくれたんだよね?ありがとう。」
そしたら、俺の実の妹 水原雪江(みずはらゆきえ)は顔を赤らめてこう 言いやがった。
「ねぇお兄ちゃん?あんな胸しか能が無いババァはほっといて、私の胸を揉んでよ?気持ち良くなるよ。」
そうなんです。読者の皆様 妹も変態なんです。まともな人はいないのです。ため息を吐きつつ俺は、またバトルを始めた二人を無視し調理場の奥でピザ作りを始めた。

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