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指原莉乃「しんちゃんでラストを飾れる」と徹底自虐

ぴあ映画生活 4月14日(火)10時57分配信

「しんちゃんと私との共通点は“下品”なところですかね」とあっけらかんと言い放つHKT48の指原莉乃。常に話題を提供し続ける指原には自己プロデュース能力の高いイメージが強いが、目の前の彼女は、むしろ相手を楽しませたいと願って発言しているように感じられる。そんな彼女が声優に本格チャレンジしたのが、劇場版第23作となる『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜』。公開を前に話を聞いた。

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父ひろしの転勤により、メキシコに引越しすることになった野原一家。任務は、その地に生息するこの上なく美味なサボテンの実を確保すること。しかし、そんなしんのすけたちの前に、人喰いキラーサボテンが! 指原が声をあてたのは、しんのすけと出会う、片時もスマホを手放さない通称スマホちゃんだ。

「お引越しパートは泣けて、メキシコパートは息もつかせぬ怒涛の展開。とってもおもしろい作品です。ただ、最初にお話しをいただいたとき、私はいわゆるメキシコ的な陽気さを全く持ち合わせていないので、無理じゃないかと思ったんです。でもスマホちゃんは、人見知りで反抗的なタイプ。それに私もスマホがないと生きていけないので、脚本を読んだら納得できました」。

同作には日本エレキテル連合があけみちゃんと細貝さんのキャラのまま出演。指原も、指原自身として出演したくはなかっただろうか。「いやー、何しろ今回はショッキングな人喰いサボテンが登場しますから。私自身が登場したら、1秒で消える(食べられる)自信があるので、スマホちゃんでよかったです」。

「あと私、アフレコが下手で。『私、元栓の場所知ってるから』っていうセリフを150回くらいやったんです(笑)。これで一生、声優のお声はかからないかもしれませんが、逆にしんちゃんでラストを飾れるなと」とらしい発言が続くも、実際にはきっちりスマホちゃんを演じきっているのは言うまでもない。

誰の懐にもすっと入り込む指原。そこはしんちゃんとの共通点に思えるが本人は「そう見ていただけるなら嬉しいですけど、私はオンとオフの差がかなり激しいので。共通するとしたら、シンプルにいうと“下品”ってことですかね」と、さらなる自虐ネタでこたえた。

『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜』
4月18日(土)より全国東宝系にてロードショー

取材・文・写真:望月ふみ

最終更新:4月14日(火)10時57分

ぴあ映画生活

 

指原莉乃

ミュージシャン・歌手・アーティスト・タレント 指原莉乃(サシハラリノ)
誕生日:1992年 11月21日
星座:さそり座
出身地:大分
血液型:O