2015年4月14日11時52分
東京都千代田区のJR山手線で架線の支柱が倒壊した事故について、国の運輸安全委員会は14日、転覆や脱線につながりかねない「重大インシデント」と認定し、JR東日本東京支社に鉄道事故調査官2人を派遣した。12日の事故発生以降、国土交通省は「(危険性の低い)輸送障害で、事故ではない」と判断。運輸安全委もこれに従っていた。転覆や脱線、衝突以前の段階での派遣は異例だ。
太田昭宏国交相は14日の会見で「JR東が事前に支柱の傾きを察知しながら、措置を取る前に倒れた。対応に大きな問題がある」と話した。
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