石井慧 約1年ぶり勝利も・・・本当に引退!?
2015年04月13日 16時00分
11日のIGF両国大会では、“引退示唆発言”で渦中の石井慧(28)がニック・ロズボロウ(33)をアームロックで下し約1年ぶりの勝利をものにした。
ただ、進退については「(所属)事務所にお世話になっているので、明日以降、事務所と話してから」と態度を明確にせず、今後は「未定」とした。その事務所関係者は「事務所としてはやはり選手を続けてほしい。月曜日以降に話し合います」と明言。仮に引退しても契約的には問題ないというが、石井に翻意を促す考えだ。
一方で石井が引退を口にしたのは「やはりミルコに負けたことが大きいでしょう」(同関係者)と見ている。石井は昨年、ミルコ・クロコップに屈辱の連敗。そのミルコがIGFを離脱しUFCに復帰したことで、リベンジ戦のチャンスはなくなった。それがモチベーションの低下につながったかもしれないという。IGFは今後もミルコに参戦オファーを出す方向だが、現役続行にはモチベーションの維持がカギとなりそうだ。
また、柔道時代から石井を見てきた小川は「本人が決めること。オレがどうこう言うことではない」と前置きした上で「お客さんの前で何かひと言、言うべきだった。プロなんだからリングの上でアクションすべき。お客さんも気にしていただろうから」と注文をつけた。
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