【UFC】ミルコ復帰戦 因縁の相手を大流血葬
2015年04月13日 16時00分
【ポーランド・クラクフ11日(日本時間12日)発】前IGF王者のミルコ・クロコップ(40)が「UFC Fight Night64」でUFC復帰戦を行い、3R3分30秒、TKOで大逆転勝利を収めた。対戦相手は2007年4月にKO負けを喫した因縁のガブリエル・ゴンザーガ(35=ブラジル)。ミルコはかつて敗れた相手にリベンジのため、UFCに復帰したとされる。ただ、今回も1、2Rとテークダウンを許し、ヒジ&パウンドを食らう苦しい展開。2R終了時には、左目尻のカットで止血作業が行われるなど窮地に追い込まれた。
しかし3R、左ヒジを頭部にヒットさせると一気に自分のペースに。苦し紛れのタックルにきたゴンザーガをがぶったミルコはヒジを連打。最後は上になりヒジ、鉄ついの猛攻で大流血させて、たまらずレフェリーが試合を止めた。
試合後、ミルコは「私のキャリアの上で絶対勝たなければならない試合だったが、その自信はあった」とコメント。「ファイト・オブ・ザ・ナイト」に選ばれボーナス5万ドル(約600万円)をゲットし、約3年半ぶりのオクタゴンで上々の再出発となった。
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