最近、めっきり減ってしまった読書の時間
暇さえあれば、IPadばかり触っているし。。。
読みかけだった、角田光代著「紙の月」
この鴨川滞在中に読みきるぞー。
「八日目の蝉」も凄くスキな小説だけど、
角田さんの描写は繊細で、そのシーンや空気感が
頭の中に明確に浮かんでくる。
犯罪に手を染めていく
主人公梨花のどこか満たされない、
さみしさの溢れる心情も。
日常の何気ないふとしたきっかけで
壊れていく、、、、、そんなことって
誰にでも可能性があるのかもしれない。
人生には、理由のあることもあるし
決して説明できない理由のないこともある。
人間、誰もが持っているだろう「空虚感」みたいなもの。
自分にもあるな、そんな空虚感。
絶対に。
すべてが満たされる、、、、
そんなことってあるのかなぁ。
Ax