4月9日に開催したイベントで多くの身に余るお言葉を頂戴した。本当に恐れ多いことだと思う。頂いた言葉に恥じない男でありたい。
大下英治先生「高橋さんは、私が開いている勉強会によく来て貰って、あとは銀座の行きつけのところで飲むんですけど、是非、私は、最終的には国政にまで押し上げたいと思っている人物ですから、宜しくお願いします。」
行徳哲男先生「政治屋さん達のあのお粗末さですよ。かつてハーマン・カーンという未来学者が日本の経済と技術はジャイアンツだけど、政治は如何にもピグミーだと。私達に言わせたらピグミー以下じゃねえかと。気力も気迫もない。バッジをはめた途端にふんぞり返るあの傲慢さ、そんなものに実は渇を入れんが為に高橋宏、決起して貰いたい、そんなことの応援に来たんですが、皆さんご存知のように高橋宏という男は、ある意味で政治家向きじゃありませんで。やはりどっちかと言えば寡黙ですし、地味ですよ。しかし、この男は確かに朴訥です。いい学校出た訳ではない。しかしながら、どこかに朴訥さとか、あるいは泥臭さを持った人間が、政治を動かさない限り日本という国が興る訳がない。今の政治家達の中に、松下政経塾の連中達が勉強しに来ていますけど、しかしながら、あの白亜の殿堂から逸材が生まれる訳がないんですよ。百億もかけたあの殿堂、一流の講師陣、本人達も東大ですよ。京都大学ですよ、一流の学校、そして給料を貰っているようなそんなところから人物が生まれる訳ない。人物を生むのは、しもたやですよ。本当に日本という国を思う、それは何処かに泥臭さがなきゃ。高橋宏という男はそんな男ですよ。派手さはない。しかしながら、やはり段々最近見てますと腹が据わってきています。素朴愚拙という男の美学は、まず素という何も身につけんという、高橋っていうのは別に名門の出でも何でもありません。金なんかある訳ねえですよ。見栄えもいいという訳でもありません。それから朴訥さがありますよ。今日はどんな話をするのか楽しみですけど、決して雄弁家でもありません。そして、結構馬鹿ですよ。私の家に屯しとった男ですけど、ここに○○っていう男が来ていますが、これは元々は東大を出てるけど、馬鹿の一人です。これが連れて来て私の家に屯していましたが、しかしね、この愚が大事ですよ、皆さん。本当の男っていうのは、どっかに愚かさがあることですよ。利口ぶった人間に本当の力なんか出やしません。だから馬鹿力とはそっからきたんです。大きな愚かさこそが、大きな力を生むんです。そういうものを持ったのは、やはり高橋宏です。そして、下手くそがなきゃ。皆我々現代人は要領が良すぎまっせ。特に政治屋達のあの泳ぎの上手さ、反吐がでますね。あんな連中見ると「次の選挙あんた落とすぞ」と脅したくもなります。皆見栄えだけは良いですよ。濃紺のスーツが決まって、足が長くて、短いから言っている訳じゃないんですよ(笑声)、横文字も喋れるし、横には可愛い子をはべらかしている、そんな人間達が本当の男の美学を持っているんじゃないんです。どっかに下手くそがなきゃ。要領のいい人間に人は慕いませんぜ。」
(中略)
「高橋宏っていうのは、そうした朴訥さの中に何とも言えん味を持っております。高橋宏を見ていますと、清水勇人っていう、これも私のところに来とった子ですが、今、さいたま市の市長をやっています。政令都市120万都市です。彼が市長に立ちたいと言った時、私は首を傾げました。どう見たってそんなタイプの男じゃありません。地味な男で丁度高橋によく似とります。しかし、決起集会に行った時、彼がお袋さんの話をしていました。涙していました。お袋への想いとそして、さいたまを何とかしたいという想い、結果は現職に7万の差をつけて勝ちましたよ。私は高橋宏がこんな朴訥な男ですけれど、しかしながら彼はやってくれる、ましてや大下先生がここにおいでになるというのは、私は思わず耳を疑ってしまったですよ。兎に角、派手な男ではありませんけど、しかし味がありますよ。皆さん、この男を是非、男にしてやって下さい。」
ご多忙にも関わらず、船橋までお越し頂いた。それだけでも恐れ多いが、このように身に余るお言葉も頂戴した。金もない、見栄えもよくない、結構馬鹿と最高の褒め言葉も頂いた。私がもう少し利口な人間であれば、バランスをとって医療問題について発言することもなかった。批判にさらされると分かっていて発言し続けたのだから、大馬鹿の自覚はある。所属する政党を離党することもなかった。これから控えている戦いも、後ろ盾があれば、有利な戦いに持ち込むこともできたと思う。それでも、あえて茨の道を選択したのは、自分が政治家として腐ってしまうことを避けたかったからだ。政治に携わるものとして、自分の主義主張を曲げてまで、自分の身を守ろうとは思わない。そうしてしまえば、きっと楽なんだろうとは想像できるが、それでは今迄の政治屋と何も変わらなくなってしまう。せめて、自分だけでも政治家としての誇りを持ち続けていかなければならないと強く感じた。政治不信を払拭する為にも筋を通すことを重視したのだ。
師に恵まれたこと、また、多くの支援を下さる方に感謝の念しかない。只只管に感謝の想いが今、私の心を満たしている。