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【子育て相談室】「イクメン中のイクメン」と人から褒められるのに、妻からの要求は高まるばかりで…

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【子育て相談室】
「イクメン中のイクメン」と人から褒められるのに、妻からの要求は高まるばかりで…

イラスト・前原亮祐

  共働きなので妻と家事・育児を分担しています。保育園のママ友から「イクメン中のイクメン」と褒められるほど頑張っているのに、妻からは「家事を手伝え」と要求が高まるばかり。少し手伝うだけで喜ばれている男性陣を見ると、複雑な気持ちになります。

  「夫婦で参加」がルールの、とある講演会で、「夫に望むこと」「妻に望むこと」というテーマで、それぞれからアンケートを取ったことがありました。妻側からは「もっと早く帰ってきて」「もっと子供に関わって」「ごはんに文句を言わないで」など、いろんな要求が書かれていました。その欄が空欄の人はほとんどおらず、中には欄からはみ出すほど書かれたものもありました。

 夫の「妻への要求」を見て私は驚きました。およそ半数の方が空欄になっているか、「何もありません」「今のままでいいです」と書かれていたのです。

 夫婦と言うのは、総じて夫よりも妻の方が相手への要求水準が高く、満足度も低いということが分かります。50点の旦那には70点のレベルを求め、70点の旦那には90点を求めるのが奥様族かもしれないということは、私の妻を見ても思います。私にはあなたが90点の夫に見えますが、奥様は恐らく95点を求めておられるのでしょう。それならいっそのこと、一旦50点レベルの夫になり、90点レベルだったときのありがたさを分かってもらってから、再び戻していくのはいかがでしょう?

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