6月20日より全国公開される映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。この作品の日本語吹き替え版で、トム・ハーディ演じる主人公マックス役の声優をEXILE AKIRAが務めることが発表された。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、アクション映画「マッドマックス」シリーズの約27年ぶりとなる最新作。荒廃した未来の世界で生きる元警官の主人公マックスと仲間たちが、自由を勝ち取るために凶悪な武装集団と戦う姿を描く。AKIRAはこの作品で映画声優デビューを果たす。
配給元のワーナー・エンターテインメントジャパンは、AKIRAの起用について「TVなどで拝見する、AKIRAさんのワイルドなイメージが主人公マックスに新たな命を吹き込んでくれるはず。そしてAKIRAさんの内に秘める“MAD”が目覚めることを密かに期待しております」とコメント。さらに「ジョージ・ミラー監督もコメントを出しているのですが、映画が伝説的コミック『AKIRA』に影響を受けているようで、今回のAKIRAさんの起用に強い運命を感じております」と、意外な縁も明かしている。
オファーを受けたAKIRAは、「ハリウッド超大作の主人公の役を頂いたことに嬉しさで一杯です。誰もが持つ強い男への憧れそして共感を感じております。新たなヒーロー像をどう演じるか、今はただ興奮しています」と喜び、主演のトム・ハーディに対しても「『インセプション』『ダークナイト ライジング』での存在感ある演技は強く記憶に残っています。機会があれば、是非、会ってみたいです」と憧れの気持ちを語っている。そして映画について「まずは世界観のヤバさとカッコ良さにシビれます。そしてライブ感漲るアクション、特に若い世代の方々には熱狂して欲しいと思っています」とアピールしている。
なお、マックスの敵であるジョーの吹き替えは竹内力が務めることも決定。さらにジョーの軍団の最強ファイター、エレクトス役には新日本プロレスの真壁刀義がキャスティングされた。真壁も声優初挑戦となる。