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ロ大統領 極東宇宙基地の機能強化を指示
4月14日 6時14分

ロシアのプーチン大統領は、極東で建設中の新しい宇宙開発の拠点について、予定どおり年内に完成させることを確認し、「超重量級のロケットの打ち上げができるよう検討すべきだ」と述べ、将来の月への飛行も視野に機能を強化するよう指示しました。
ロシアのプーチン大統領は13日、モスクワでロシア宇宙庁のコマロフ長官や宇宙開発担当のロゴジン副首相と、ことし12月の完成を目指して極東で建設中のボストーチヌイ宇宙基地について協議しました。
この中でプーチン大統領は、予定どおり年内に完成させることを確認したうえで、「超重量級のロケットの打ち上げができるよう検討すべきだ」と述べ、将来、月への飛行が可能な宇宙船の打ち上げに対応するため基地の機能を強化するよう指示しました。
ロシアは、ソビエト時代から使用してきた、隣国カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地に代わる宇宙開発の拠点として、新たに極東のアムール州で4年前からボストーチヌイ宇宙基地の建設を進めています。
ロシア政府は、新しい宇宙基地を年内に完成させて初めての打ち上げを行い、3年後には有人宇宙船の打ち上げも予定していますが、給与の未払いで作業員のストが起きるなど建設が遅れており、年内の完成を疑問視する見方も出ています。

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