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【サッカー】

わずか18秒間の再試合 誤審で実現、イングランド−ノルウェー戦

2015年4月11日 紙面から

◇U−19女子欧州選手権

 【ロンドン原田公樹】サッカーでわずか18秒間の再試合!? 審判の誤審からそんな前代未聞の珍事が9日に起きた。

 事の発端は4日、北アイルランドのベルファストで行われた2015年U−19女子欧州選手権予選・イングランド−ノルウェー戦。1−2で迎えた後半ロスタイム。1点を追うイングランドはPKを得て、DFウィリアムソンがこれを決めた。

 しかし、クルテス主審(ドイツ)は、蹴る前にイングランドの選手がペナルティーエリア内に入ったとしてゴールを認めず、ノルウェーにFKを与えてしまった。ルール上は「PKの蹴り直し」で主審の完全な勘違い。試合はそのまま終わり、ノルウェーが2−1で勝利した。

 その後、同主審が誤審を認め、UEFA(欧州連盟)も再試合を決めたが、再開は何と、PKの蹴り直し場面から。別の主審の下、ウィリアムソンは再びPKを決め2−2の同点に。その直後、再開から18秒で試合終了のホイッスルが鳴った。

 両者は同予選4組で勝ち点7で並び、得失点差でイングランドが首位に、ノルウェーは2位となったが、ともに本大会(7月15〜27日・イスラエル)出場を決めた。めでたし、めでたし?

 

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