12日のレッドソックス戦で今季2度目の先発登板をするヤンキースの田中が11日、「反省も踏まえて調整をしてきたつもり。それをマウンドでしっかり出すだけ」と制球の修正に自信を見せた。初の開幕投手を務めた6日のブルージェイズ戦では3回に突如制球を乱し、4イニングを5失点(自責点4)で負け投手に。その試合の投球フォームを映像で確認したという田中は、9日に行ったブルペン投球で通訳を左前方に立たせるなどしてバランスの改善に注力してきた。
レ軍には昨季3度対戦して1勝2敗、防御率4・50と好結果を残せなかった。新加入で初対戦となるサンドバルやラミレス、昨季6打数3安打(2本塁打)と打ち込まれたナポリら今季の打線も強力だが、「データを頭に入れながら、反応を見て投げていきたい」と冷静に前を見据えた。 (ニューヨーク穐村賢)