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【プロ野球】

日本ハム・大谷、今季初160キロ こちらも開幕3連勝

2015年4月13日 紙面から

7回無失点で3勝目を挙げた日本ハム・大谷=熊本・藤崎台県営野球場(撮影・三笘真理子)

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◇日本ハム1−0ソフトバンク

 日本ハムは大谷が7イニング2安打無失点で開幕3連勝。1回に無死満塁のピンチを切り抜け、尻上がりに調子を上げた。7回2死二塁から中島が左前適時打を放ち、両リーグ一番乗りの10勝目。ソフトバンクは今季3度目の零封負け。

 得意の地方球場で、日本ハム・大谷が今季初の160キロをマークした。7イニング2安打無失点で無傷の3連勝。初めて訪れた熊本で、堂々の快投を演じた。

 地方球場の先発も3戦3勝。22イニング連続無失点と無類の強さを発揮。「(熊本は)すごくいいイメージで終わらせた。次、投げる機会があれば頑張りたいです」と声を弾ませた。

 今季過去2試合は、2回までに失点していた。この試合でも課題は解消されなかった。マウンドに慣れず、1回、2四球などで無死満塁のピンチを招いたが耐えた。内川を外角直球で見逃し三振。李大浩を一直併殺。立ち上がりを何とか無失点で切り抜け、スコアボードに0を並べ続けた。

 7回。欲しかった先制点が入るとギアを一段上げた。1死。松田への4球目に最速160キロ直球。ファウルで追い込むとフォークで空振り三振を奪い、ガッツポーズ。続く代打・高田も空振り三振に仕留め3連続三振。スタンリッジとの我慢比べに勝った。

 前日に7連勝が止まった中での好投。「チームが負けられない中で勝ててよかった」。二刀流の元祖、宮本武蔵の墓がある熊本で、思い出に残る1勝を挙げた。 (水足丈夫)

 

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