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山中「幽霊」とは身長１０センチ差

2015年4月13日

ディエゴ・サンティリャン（後方左）も見つめる中、予備検診を受ける山中慎介＝大阪帝拳ジム（撮影・飯室逸平）

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　「ＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ」（１６日、大阪府立体育会館）

　ボクシングのＷＢＣ世界バンタム級王者・山中慎介（３２）＝帝拳＝と同級７位の挑戦者・ディエゴ・サンティリャン（２７）＝アルゼンチン＝が１３日、大阪市内の大阪帝拳ジムで予備検診を行い、両選手とも異常なしと診断された。

　山中は身長１７１センチで１０センチ上回ったが、リーチは１７５センチで０・５センチ下回った。「小さいことは分かっていたけど、１０センチも差があるとは驚き。（リーチの長さは）今までそういう選手とも経験がある。データは気にすることない」と余裕の表情。胸囲も８８センチに対し相手は９５センチ。「普通でしょう。体格的にそうならないとおかしい」と話した。

　サンティリャンは王者との初対面に「特に印象はなし。数値的にアスリートとして勝っている。リーチは長いし、ナックルは私の方が大きい」と胸を張った。「幽霊」の異名を取る２３戦無敗男は「幽霊が現れる時は何かが起こる。１６日、幽霊が現れた時、私の手にタイトルが渡る」と不敵な笑みを浮かべた。