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川崎の大学病院 専門医指定不正取得か4月14日 4時10分
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川崎市の聖マリアンナ医科大学病院で少なくとも9人の医師が、重い精神障害がある患者の強制的な入院が必要かどうかなどを判定する専門の医師の指定を不正に取得していた疑いがあることが分かり、厚生労働省は近く指定の取り消しなどを検討することにしています。医師らは指定を受けるため自分が診察していない患者のレポートを提出していた疑いがあるということです。取材に対し、大学は不適切な申請だと認めたうえで、現在、調査中だとしています。
不正に指定を取得していた疑いが持たれているのは「精神保健指定医」という専門の資格で、指定医は、自分を傷つけたり他人に害を及ぼしたりするおそれがある重い精神障害がある患者に対して強制的な入院や行動の制限が必要かどうかなどを判定します。
指定を受けるには、法律で定められた一定の実務経験や患者を診察したレポートを提出し審査を受ける必要があります。
関係者によりますと、川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院では、4年前から少なくとも9人の医師が「精神保健指定医」の資格を申請した際、自分が診察していない患者のレポートを提出していた疑いがあるということです。
中には他の医師が診察した患者のレポートをコピーしたとみられるケースもあったということです。
ことし2月、厚生労働省が指定医の申請を審査するなかで不正が発覚したということで、厚生労働省は指導にあたる病院の医師の監督責任も含め詳しいいきさつを調べるとともに、近く指定医の取り消しなどを検討することにしています。
聖マリアンナ医科大学は「複数の医師が不適切な申請を行っていたことが明らかになり、現在、調査委員会を設けて調査中です。今後、しかるべき対応を取りたい」とコメントしています。
指定を受けるには、法律で定められた一定の実務経験や患者を診察したレポートを提出し審査を受ける必要があります。
関係者によりますと、川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院では、4年前から少なくとも9人の医師が「精神保健指定医」の資格を申請した際、自分が診察していない患者のレポートを提出していた疑いがあるということです。
中には他の医師が診察した患者のレポートをコピーしたとみられるケースもあったということです。
ことし2月、厚生労働省が指定医の申請を審査するなかで不正が発覚したということで、厚生労働省は指導にあたる病院の医師の監督責任も含め詳しいいきさつを調べるとともに、近く指定医の取り消しなどを検討することにしています。
聖マリアンナ医科大学は「複数の医師が不適切な申請を行っていたことが明らかになり、現在、調査委員会を設けて調査中です。今後、しかるべき対応を取りたい」とコメントしています。