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マー君、203日ぶり勝った!5回4失点も大量援護で今季初勝利

2015年4月13日12時32分  スポーツ報知
  • 3回、好守備を見せた三塁手ヘドリーに合図を送るヤンキース・田中(共同)

    3回、好守備を見せた三塁手ヘドリーに合図を送るヤンキース・田中(共同)

 ◆ヤンキース14―4レッドソックス(12日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手(26)がレッドソックス戦に先発し5回4失点(自責3)で今季初勝利(1敗)。昨年の9月21日以来、203日ぶりとなる、うれしい1勝を手にした。最速は93マイルを計測。97球を投げ4安打3四球4奪三振。防御率は7・00。

 田中は初回、打者10人の猛攻で大量10点の援護を受けると、3回まで1安打無失点の好投。

 しかし、4回に四球をきっかけに犠飛で失点。さらに安打に四球、味方の失策も絡む不運もあり、この回3失点。それでも右腕の今季初勝利へ、直後に打線が3点を奪い返した。

 5回は簡単に2死を奪うが、4番ラミレスにバックスクリーン右へソロ本塁打を運ばれ1点を失った。5回4失点で勝利投手の権利を持ち、救援陣にマウンドを託した。

 ヤンキースはその後も得点を重ね大勝。田中は昨年9月21日以来となる白星を手にした。

 田中は開幕投手を務めた6日のブルージェイズ戦では、4回5失点で敗戦投手。地元紙から「WHO IS THIS GUY?(この男は誰だ?)」と初めてバッシングを受けていた。

 田中将大投手「僕自身は仕事ができなかった。チームがたくさん点を取ってくれた。締まらない展開にしてしまって情けないが、そういう中で勝てて良かった。少しずつ状態を上げていければいい」

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