【BOX】高山初防衛戦は早期決着狙う「早くリングから出たい」
2015年4月13日19時39分 スポーツ報知
◆プロボクシング ▽IBFミニマム級タイトルマッチ 王者・高山勝成―同級9位・ファーラン・サックリン・ジュニア(22日・大阪府立体育会館)
IBF世界ミニマム級王者の高山勝成(31)=仲里=が13日、ファーラン・サックリン・ジュニア(21)=タイ=との初防衛戦に向けて、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。「身長(約170センチ)とリーチがあるので、いかに工夫してファーラン選手をつかまえてたたけるか。1分1秒でも早くリングの中から出たい」。1度もKO負けしたことがない相手に対して早期決着を狙う。中出トレーナーは「客観的に見て、負ける要素は考えられない」と自信を見せた。
今後については「最軽量級に年内、居続けるのであれば、WBAのチャンピオン(ヘッキー・ブドラー=南アフリカ)と王座統一戦をして、WBAの正規のベルトを取って、ライトフライ級戦線に乗り込んで2階級制覇というのが、今の自分の目標」と、あらためて言及した。中出トレーナーは「(相手の主戦場の)モナコより第三国か日本に連れてきたい」と交渉を続けていることを明かした。