【BOX】山中「スッポンスープ」お取り寄せ!愛飲歴6年

2015年4月12日6時0分  スポーツ報知
  • タオルをかんで首の筋トレに励む山中

    タオルをかんで首の筋トレに励む山中

 ◆報知新聞社後援 プロボクシング「ワールドプレミアムボクシング」 ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ 王者・山中慎介―同級7位・ディエゴ・サンティリャン(16日・大阪府立体育会館)

 WBC世界バンタム級王者・山中慎介が、愛飲のスッポンスープを携え、V8戦に臨む。挑戦者ディエゴ・サンティリャンとの一戦を控えた11日、東京での練習を打ち上げた。計量直後に飲む特製スープを、都内の行きつけ料理店から試合開催地の大阪に送ってもらうことが決まった。

 「食い倒れ」の浪速での大一番でもこれだけは譲れない。スッポンでダシを取ったスープは高麗人参やニンニクも含まれ、スタミナ満点。「減量で疲れた体をすぐに回復させてくれる」と山中。2009年から愛飲しており、今回は計量前日の14日にスープが届くよう手配済みで、チャンピオンも一安心だ。

 苦い思い出がある。08年4月のデビュー7戦目で、試合前日に生焼けの焼き肉を食べて腹痛を起こした。絶不調のままリングに上がり、辛くも引き分け。大和心トレーナー(39)は「それ以来、試合直前の食事は気をつけるようになった」と振り返る。

 この日は都内の所属ジムで約1時間半のミット打ちやサンドバッグなど、軽めの調整で汗を流した。練習後の体重はリミットまでわずか1・2キロで減量は順調。計量でスッポンポンになる心配は、もちろんない。山中は「計量4日前で減量はきつい時期だけど、キレのある動きができていて、さらに調子が上がっている」と笑顔を見せた。万全の態勢で、12日に決戦の地・大阪に入る。(飯塚 康博)

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