照ノ富士らが「山稽古」

2015年4月12日19時56分  スポーツ報知

 大相撲の春巡業が12日、茨城県常陸大宮市で行われ、会場の体育館に隣接するグラウンドで、関脇・照ノ富士らがリラックスした表情で「山稽古」を行った。

 美しい桜の下で大砂嵐とモンゴル相撲もした照ノ富士は「気持ちよかったですよ。(モンゴル相撲は)足腰の強さやバランスに生きてくる」とうなずいた。逸ノ城は「モンゴルの大草原にいるイメージでよかった」と笑みを浮かべた。

 かつては巡業で若手力士らの鍛錬の場だった屋外での山稽古も、最近は利用施設の周辺に稽古できる場所が少なくなり、珍しくなった。尾車巡業部長(元大関琴風)は「自分の現役の時は朝の3時や4時ごろからやっていた。今の力士は知らないのではないか」と話した。

 土俵上の稽古では大関・稀勢の里、小結・妙義龍が精力的に汗を流した。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
相撲
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)