日馬「軟らか過ぎ」春巡業で土俵改善訴える

2015年4月11日17時59分  スポーツ報知

 大相撲の春巡業は11日、千葉県市川市で行われ、横綱・日馬富士が表面の不安定な土俵の改善を訴えかけた。

 日馬富士は仕上げのぶつかり稽古で胸を出した際、膝が内側へ入りそうになった。「土俵が軟らか過ぎる。(5日の)静岡市でも足が滑って危なかった。お客さんにいい相撲を見せるのが仕事なのに、けがをしたら話にならない」と渋い表情。

 巡業部の親方から横綱の要望を伝え聞いた尾車巡業部長(元大関・琴風)は「足が引っ掛かる感じで、土の質に問題があるのかもしれない。研究材料にしたい」と述べた。

 朝稽古では琴奨菊を除く大関陣が奮闘。稀勢の里は佐田の海ら、豪栄道は阿武咲をはじめ若手らと20番ずつ取った。横綱・白鵬は体調不良で朝稽古に姿を現さなかった。

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