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【安倍政権考】
翁長沖縄知事「敵意」むき出しで首相と面会して何を得ようとしているのか
会談は約1時間と決められていた。両氏は握手するも笑みはなく、テーブルを挟んで向かい合った。
菅氏は、安全保障の観点から日米同盟による抑止力維持と、住宅街に囲まれる普天間飛行場の危険性を早期に除去するためには「辺野古移設は唯一の解決策だ」として理解を求めた。
翁長氏の態度は苛烈を極めた。
「危険除去のために(代替施設を)沖縄が負担しろという話をすること自体が日本の政治の堕落だ」
「官房長官は(辺野古移設の工事について、)『粛々』という言葉を使うが、問答無用の姿勢だ。上から目線で、使えば使うほど県民の怒りは増幅する」
「新基地は絶対に建設できないと確信を持っている」