16日に大阪府立体育会館で8度目の防衛戦に臨む、WBC世界バンタム級王者山中慎介(32=帝拳)が13日、大阪市内で予備検診に臨んだ。

 挑戦を受ける同級7位ディエゴ・サンティリャン(アルゼンチン)と初対面。身長で10センチ上回ると「向こうが小さいことは分かっていたけど、10センチは驚いた。調子は良すぎるぐらい良い」と余裕の表情。

 23戦無敗のサンティリャンは「落ち着いており、心は安定している。私の方がアスリートとして上回っている。試合後にはタイトルを手にしているだろう」と話した。両者ともに検診結果に異常はなかった。