春場所で左膝に重傷を負った遠藤(24=追手風)が11日、埼玉・草加市の追手風部屋で体を動かした。

 約50分間、四股を踏みながら膝の状態を確認。左脚を軸とする場合は恐る恐る取り組んだが、歩行も普通にこなした。師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「まだ階段では脚を引きずっている。でも、まわしを締めて稽古場に下りれば状態が分かる。5月場所の判断はぎりぎりまで待つが、順調ですよ」と話した。