米政府が韓国に為替介入中止を求め圧力、韓国メディアの報道に「これで同盟国だと?」「日本には何も言えないのに…」―韓国ネット

2015年04月10日



韓国・京郷新聞によると、米財務省は9日に公表した報告書の中で「韓国当局が昨年12月と今年1月の介入を大幅に増やした」と指摘した。同紙はこれを「韓国金融当局に外国為替市場介入を中止するよう圧力をかけた」と報じている。

記事によると、韓国ウォンの対ドルレートは過去3四半期で8.8%下落した。米財務省は昨年4月と10月にも、韓国政府に対し為替介入は市場が例外的に無秩序な状況となった時に限定すべきだと指摘している。このうち、10月には「韓国政府が外国為替市場に大きく介入している」と指摘し、主要20カ国(G20)に合わせて、為替市場に介入した後は速やかに開示するよう求めている。米財務省は韓国の経常黒字や外貨準備高などを勘案すれば、韓国ウォンの価値はまだ過小評価されているという立場をとっている。

一方、報告書はドイツや中国、日本、韓国などについて、よりバランスのとれた経済政策をとる必要があるとも指摘している。

このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

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