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自宅取り壊しを遺言=リー元首相、個人崇拝嫌う―シンガポール

時事通信 4月13日(月)20時53分配信

 【シンガポール時事】3月23日に死去したシンガポール初代首相のリー・クアンユー氏が遺言で、死後に自宅を取り壊すよう指示していたことが分かった。遺族が12日、遺言を公表し、故人の遺志を尊重してほしいと国民に呼び掛けた。
 リー氏は国家建設に強い指導力を発揮。独裁的な側面もあったが、本人は生前から個人崇拝されることを嫌っていた。
 長男のリー・シェンロン首相も13日、国会で「(父は)記念の建造物を一切望んでいなかった。自分の名前が施設や賞に使われることに慎重だったし、自身に対する個人崇拝が高まらないよう警戒していた」と語った。 

最終更新:4月14日(火)0時38分

時事通信

 

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