Macの調子が悪くなった時、修理へ出す前に試したい5つのこと
Macの調子が悪くなるのは突然やってきます。
先日、MacBook Air(2012)のトラックパッドの調子が悪くなりました。
症状としては、トラックパッドに触れていないのに、勝手にクリックされたり、ドラッグ&ドロップしたりと、イラッとする状態。
2012年のモデルなんで、「そろそろ寿命なのかな」と思っていました
修理するか……と、Macの修理をしているお店に電話をしてみると、修理に出す前に、いくつか解決方法を教えてもらいました。
全部試した結果、なんとか今はこの症状が解決して、快適に使えています。
Macの調子が悪くて、修理を考えている人は、今回紹介する5つのことを試してみるのをオススメします。
もしかすると、愛用のMacが元通りに治るかもしれません!
注:必ずバックアップを取ってから、自己責任でお願いします!
photo credit: .8 Apple-esque via photopin (license)
■1.再起動する
とりあえず、まずは再起動してみましょう。
MacBook Airを使い終わった後は、画面をパタンと閉じているだけでした。
電源をしばらく切ったりしていなかったので、Macの「調子が悪いなぁ」と感じたら、まずは再起動をオススメします。
■2.セーフブートで起動する
日々、Macを使っていると様々なキャッシュが溜まってきます。
キャッシュをクリアするために、セーフブート(セーフモード)で起動してみると、Macの不具合が解消したり、動作が速くなったりします。
Appleのサポートページによると、セーフブートは以下の手順でできます。
1.お使いの Mac がシステム終了していることを確認します。
2.電源ボタンを押します。
3.起動音が聞こえたらすぐに「shift」キーを押してそのままにします。「shift」キーは、4.起動音の前ではなく、起動音の直後に押してください。
5.画面に Apple ロゴが表示されたら「shift」キーを放します。
Macの調子が悪い時に限らず、定期的にやるとキャッシュなどがクリアされるので、動作が軽くなります。
■3.ディスクのアクセス権を修復する
トラックパッドの調子が悪くなったのはYosemite(OS X 10.10.3)のバージョンアップをしてからだったので、ディスクのアクセス権を修復してみました。
[アプリケーション]から、[ディスクユーティリティ]を開きます。
ディスクのアクセス権を修復するディスクを選択して、[ディスクのアクセス権を検証]をクリックします。
検証が終了したら、今度は[ディスクのアクセス権を修復]をクリックします。
アクセス権の修復は、新しいアプリを入れた後や、OSをアップデートした後、アプリが固まってしまった後など、定期的にしておくと、Macのトラブルを防止する効果もあるようです。
セーフブート同様、時々メンテナンスとして、ディスクのアクセス権を修復するようにしましょう!
■4.NVRAM(PRAM)をリセットする
カーネルパニックが起きたときなどにNVRAM(PRAM)をリセットすると、Macが治ることがあります。
やり方は、Appleサーポートページの通り従いましょう。
1. Mac をシステム終了します。
2. キーボードで「command (⌘)」「option」「P」「R」の各キーの場所を確認します。
3. Mac の電源を入れます。
4. 起動音が聞こえたらすぐに、「command + option + P + R」キーを同時に押し、そのまま押し続けます。
5. コンピュータが再起動し、2 度目の起動音が聞こえるまで、キーを押したままにします。
6. キーを放します。
あくまでも、これはカーネルパニックが起こったり、スピーカーの音量、画面解像度、起動ディスクがおかしい時だけにするのが無難なようです。
今回、僕のMacBook Airはトラックパッドの不調なので一応スルーしておきました。
■5.Mac OSを再インストールする
最終手段は、Mac OSを再インストールです。
Macの電源を切ってから、[command]+[R]を押しっぱなしにして起動します。
すると[OS Xユーティリティ]が起動するので、[ディスクユーティリティ]から、不具合が起きているディスクを消去します。
消去したあとに、[OS Xを再インストール]をクリックします。
まっさらな状態のMacになるので、あとはバックアップから復元をします。
するぷ(@isloop)さんの記事を参考にさせていただきました!
僕の場合ですが、OSをクリーンインストールして、バックアップから復元したら見事に、トラックパッドの不調は解消しました!
しかも何故か空き容量が5GBほど増えるました。
ただ、OSの再インストールからバックアップまでは長時間必要になります。
■シンプルチェック!
Macの調子が悪いときに試したい5つのこと
- 再起動する
- セーフブートで起動する
- ディスクのアクセス権を修復する
- NVRAM(PRAM)をリセットする
- Mac OSを再インストールする
今回、MacBook Airのトラックバックがおかしくなったのを機に、Macの調子が悪くなったときの対処方法を調べてみました。
「Macの調子が悪いな」と思っても、修理に出す前に色々と試してみると改善するかもしれません。
ただし、くれぐれもバックアップを取ってから自己責任でお願いします。
ユースケ(@you_shirasaki)でした!
Macが故障したときのために、AppleCareに入った方がいいかもしれません!