/十割蕎麦さ竹@新宿にて天ぷらそば/蒙古タンメン中本渋谷にて塩タンメンの麺少なめ、野菜大盛り/
「十割(じゅうわり)蕎麦を提供する路麺店が開店した」とネットで知り、早めに家を出て、十割蕎麦さ竹@新宿へ行ってみました。
十割蕎麦と言っても蕎麦職人が熟練の技で打つわけではなく、十割そば製麺機という機械で製麺されています。
8時頃に伺ってみると先客一人、店内は全てカウンター席ながら全て椅子が用意されていて約30席と店構えからは想像できないほどゆったりしています。
メニューはちょっとゴチャゴチャしていますが、店内製粉製麺の十割蕎麦と冷麦、冷麦って乾麺での流通が殆どですから「生麺」で味わえるのはとても貴重です。
駅近の大手資本系路麺店に比べると一割程度の割高感は否めませんが、そこは棲み分け、値段ではなく質で勝負なのでしょう。
先ずは路麺店の比較基準メニューである「かき揚げそば」に相当する、天ぷらそば430円から。
日本蕎麦屋で「天ぷら」と言えば海老天ですが、路麺店で「天ぷらそば」と言えば「かき揚げそば」を指すのは暗黙の了解事です。
路麺店の料理名表記に不慣れなお客さんが、「天ぷらって言うのに海老天じゃないのか!!」と400円前後の天ぷらそばに海老天を夢見ることが有ったとか無かったとか、今ではすっかり「かき揚げそば」表記が一般的になっています。
そこを分かっていて、「かき揚げそば」ではなく敢えて「天ぷらそば」と称しているの点に、とても好感が持てます。
もちろん、天ぷらは別皿で提供されますので、先ずはお蕎麦から頂きます。
お蕎麦はうどんとお蕎麦の中間ほどの太さで平打ち仕上げ、ややぼそぼそしているけど食べにくいと言うことはありません。
蕎麦つゆは路麺店としては画期的な無化調(化学調味料を使用しないこと)、旨味も甘味も控え目ですが、その控え目が返ってお蕎麦らしい美味しさです。
乗せ物は薬味ねぎと細切りかまぼこ、卓上には七味唐辛子とわかめ、わかめは入れ放題でしたが、今日のところは見送りました。
天ぷらは単品120円とは思えない大きさで、路麺店にありがちなぺらっぺらの玉ねぎとニンジンだけでなく、ジャガイモや長ネギも使われています。
調べてみると、経営母体は都市型八百屋「旬八青果店」を運営する(株)アグリゲート。
都内で野菜を買ったことがないので、どの程度の位置づけのお店か分からないけど、自分がいいと思ったことだから、苦労を苦労と思わずに頑張る会社、という認識です。
仕事が終わって事務所を出ると相変わらずの大雨、こういう日は駅から屋根続きの蒙古タンメン中本渋谷@渋谷(渋谷区道玄坂)へ。
タイミング良く外待ち無しの状況、すぐに食券を買ってすぐに空いていた席に案内されます。
品川店が高架下耐震工事のために半年間の休業を余儀なくされ、品川店の店員さんが他店に振り分けられたのですが、なんともこの夜は品川店々員さんで溢れかえっていました。
「あっ、ふらわさん、いらっしゃいませ」と何人かに挨拶され、こちらも「こんばんわ」と声を掛けます。
メルマガサービス、じゃなかった、ライン友達サービスのウーロン茶を頂きながらラーメンの出来上がりを待っていると「お疲れサマっ」と肩を叩かれ。
これはこれは中本超常連さんじゃありませんか、ホント、油断も隙もあったもんじゃありません。
程なくしてプチスープ(冷味スープ)180円、すぐに塩タンメン750円の麺少なめ、野菜大盛り60円、半熟味付玉子120円。
辛い料理ばかりを食べているとキツイので、たまには辛くない非辛料理を、とはいえ、せっかく中本に来たんだから辛さも欲しくなります。
そこで便利なプチスープ、「味噌タンメンスープ」「北極スープ」「冷し味噌ラーメンスープ(通称、ヒヤミスープ)」から選べます。
ラーメンが辛い時は味噌タンメンを選んで辛さを和らげ、ラーメンが辛くない時は辛いヒヤミスーブを選んで即席つけ麺としゃれ込みます。
この食べ方は個人的に気に入っていて、冷し醤油タンメンにも付けることもあります。
塩タンメンの野菜はキャベツをメインにたっぷりと調理されていて、ニンニクも効いていてとても美味しいです。
中太麺もちょうどいい茹で加減でスルスルと食べられます。
さらっと食べてしまって御馳走様でした、ああ、美味しかった。
2015年04月13日
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