ＦＣ東京・武藤、御前試合で首位弾！移籍は「ゆっくり考えたい」

先制のゴールを決める、ＦＣ東京・武藤嘉紀（中央・１４）＝ＳｈｏｎａｎＢＭＷスタジアム平塚　（撮影・中井誠）【拡大】

　チェルシーは４００万ポンド（約７億１０００万円）の移籍金を用意しているとみられる。ただ、ブラジルのＭＦオスカルら各国の代表が集う強豪クラブで定位置をつかむのは簡単ではない。武藤は「結論は出していない」と口にし、「どこに行けば成長できるのか。出場してこそ成長できると思う。ゆっくり考えたい」と説明した。

　一方、ＦＣ東京のフィッカデンティ監督は「この７、８カ月で信じられないくらい成長している。６月までこの調子を続けてくれると思う。プレミアかスペインかイタリアか分からないが、彼なら適応できる」と太鼓判を押した。

　今季は開幕から５試合で４得点。左右の足、頭と打ち分け、幅の広さを見せている。それでも「納得はしていない。得点数で試合数を上回りたい」と武藤。日本のエースが世界へと、大きく羽ばたく。　（一色伸裕）

試合結果へ

試合日程へ

順位表へ

（紙面から）