野沢雅子と現地の熱狂的ファン=米ロサンゼルス(C)photo:Emi Weinsieder【拡大】
悟空、ベジータ、フリーザ…。1922年の創設以来、数々の名作を上映してきたハリウッドの名門劇場・エジプシャン・シアターが、ドラゴンボールのコスプレをした現地ファンで埋まった。
漫画家、鳥山明氏(60)の漫画をもとにした同シリーズは、米国でも95年からアニメ版が放送され、現在も「ドラゴンボール改」が放送中と大人気。前作映画「-神と神」は昨年8月に811スクリーンで公開され、初日に全米興行収入6位を記録したほどだ。
今回は初の海外プレミアで、全長50メートルのレッドカーペット周辺には500人以上の熱狂的なファンが殺到。野沢と孫悟空の着ぐるみが登場すると、割れんばかりの歓声が沸き起こった。
野沢は、その場から動けなくなるほどのサイン&握手攻めに。リクエストに応えて悟空の必殺技「かめはめ波」のポーズを取ると、再び大歓声。米、中国、ブラジルなど世界6カ国以上から集まった60人超の報道陣からは質問攻めにあった。
舞台あいさつでは、悟空の声で「オッス、オラ、悟空」と呼びかけ、会場は大盛り上がり。ハリウッド初訪問の野沢は「こんなにも『ドラゴンボール』が愛されていることを肌で感じることができてうれしい」と感激しきりだ。