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日本円の今年の下落幅、ユーロを大幅に超える・・市場で円が信用失う?―米メディア

FOCUS-ASIA.COM 4月13日(月)7時59分配信

欧州中央銀行と日本銀行がいずれも大規模な量的緩和政策を進める中、市場では両地域の通貨が共にさらに下落すると予想している。調査会社キャピタル・エコノミクスはこのほど、今年、円の下落幅がユーロの下落幅を大幅に超えるとの見方を示した。米国メディアの報道として、中国新聞網が9日伝えた。

キャピタル・エコノミクスは、今年末までに円が対米ドルで17%下げて1ドル=140円の水準になると予想。ユーロの下落幅は対米ドルで8%にとどまり、ユーロとドルが同水準になるとの見方を示した。

報道によると、円の一層の下落には、日本が2年前に定めた「インフレ率2%」の目標が実現にほど遠く、量的緩和政策の効果も限定的であるため、市場で円が信用を失うことも影響するとみられる。

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:4月13日(月)7時59分

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