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 奈良県知事選で無所属現職の荒井正吾氏(70)=自民、民主、公明、新党改革推薦=が、無所属の山下真氏(46)、共産の谷川和広氏(36)、無所属の岩崎孝彦氏(44)の新顔3氏を破り、3選を確実にした。

 荒井氏は連合奈良をはじめ各種団体、県内のほぼすべての市町村長の支援を受けた。連日、国会議員らとともに演説に立ち、井戸敏三兵庫県知事らも来援。県政の継続を訴えた。

 生駒市長を3期目の途中で辞めて挑んだ山下氏は、ボランティア中心の選挙戦を展開。行財政改革を中心に訴えたが、及ばなかった。