1990年、42歳で「寝床を探す旅」に出た。
落ち着いたところが、インドネシアはバリ島ウブド。
2014年5月10日から40日間、25年ぶりに日本に一時帰国してきました。

2015年04月13日

アルメニアの空港でウロタえる旅人(5)

コロンビア(Colombia)・ボゴダ(Bogota)到着。

只今、現地時間、午後6時7分。

フライト時間、11時間25分でした。

ボゴダは、コロンビアの首都。

アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット主演映画「Mr.& Mres. Smith」で舞台になったボゴダですよ。

コロンビアだよコロンビア!。

興奮しちゃうね。

荷物が出て来るターンテーブルは、混雑もなくスムースだった。

まずは、旅人の定石、空港内でのマネーチェンジだろう。

サレントに着いて宿代を払うことになるかもしれないと考え、少し多めかもしれないが3万円を両替をすることにした。

前もって調べていないので、レートはわからない。

空港内両替商のレートは、1円が14ペソだった。

420,000ペソの札が、スタンプを押されてガラス窓越しに手渡された。

bogota1.jpg

ボゴタからアルメニア(Armenia)へは国内線。

航空会社(アビアンカ・Avianca航空)から「eチケット」のメールが、出発前夜30日の深夜になって届いた。

コピーする時間がなく、現地にて、予約完了の通知メールでチケットを入手することにした。

ちなみにチケットは、Skyscannerdからたどっての14,223円。

セマナ・サンタ(Semana Santa)の真っ只中で、料金が上がっている。
(英語でイースター、日本語で復活祭のこと)

ちなみに、通常だと119ドルだ、そうです。

言葉は通じなかったが、受付カウンターで無事手に入れることができた。

ネット予約したチケットが、日本と14時間も時差のある地球の真裏・コロンビアでスムーズに運ぶことが、不思議だ。

フライト時間は、ボゴタ22:12発→アルメニア23:17着で一時間ほど。


5時間のトランジット。

空港内のフードコートでネット。

bogota3.jpg

コロンビアの電圧は110〜120ボルトで、巧い具合にプラグは日本と同じ平2穴のAタイプ。

この対応はありがたい。

夕食は、このあと食べられないかもしれないとハンバーガーにした。

どんな片田舎に行くんだと思っているんだろう。

とにかく、もしかの為の食べ納めです。

ジュンペイさんから「今から、迎えに行きます」のメールが届いていて、一安心。

今のところ、旅は順調。

危険な感じもない。

深夜着(23時17分)なのが、ちょっと不安なだけ。

レストランで頼んだ飲物がアルコールだった。

ご当地ものだと飛びついた飲物が「Club Colombia」。

Club-Colombia.jpg

この頃、私の身体は、アルコールを受け付けない体質になっている。

メニューのジュースコナーに載っていたのに、ビールだったとは。

まだ、気を許すわけにはいかない。

もったいないから、飲み干してしまった。

まわりの席に、サッカー選手・クリスティアーノ・ロナウドに似た顔のが多く見えるのは酔ったせいか。





定刻通り離陸した小型飛行機は、町灯りが手に届くほど近く見えるほどの低空飛行。

30分ほどすると、着陸。

そのまま滑走路を道路のように10分ほど走り続け、止まったところが空港だった。

時計は、ジャスト午後11時。

17分も早く到着している。

ジュンペイさんを待たしては申し訳ないと、スーツケースを手に急いで外に出る。

飛行機の到着が早かったからだろう、ジュンペイさんの姿はなかった。

時間が過ぎて行く。

何か、アクシデントでもあったのだろうか。

私からの連絡手段はない。

乗客は、迎えの家族とともに車に乗って空港を後にする。

タクシーの数も減っていく。

私の不安は、膨らんでいく。

乗客全員の姿が無くなり、タクシーを一台を残すのみとなった。

このタクシーが去ってしまえば、私の足は途絶えるということだ。

空港の扉が閉じられた。

空港内で仮眠をとることも許されない。

ジュンペイさんの姿はまだ、見えない。

来ないことも考えられる。

こんな殺風景なところで夜を明かすのは、危険だ。

タクシーの運転手に、値段交渉するしかないだろう。

サレントまで行けば、宿は探せる。

連絡は宿に着いてからでもいいだろう。

言葉は通じないが、1万円ほどで行くことができるようだ。

ここで多額の出費は痛いが、危険な行動は避けたい。

交渉が両立しそうになって、いざタクシーへとなって移動始めたところで・・・

「いとうさ〜ん!」

まぎれもない、私を呼ぶ声が聞こえた。

ジュンペイさんだ。

遭難した登山者のもとに、救急隊が現れた時の気持ちはこんなものだろうか。

「飛行機の音が聞こえなかったので、気がつかなかった」と恐縮している。

1時間ほど前に着いて待っていてくれたようだ。

いい人だ。

とんだハプニングに再会となった。

とにかく、一件落着で安堵した。

posted by ito-san at 00:18| 愛知 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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