堀井 乗り越えたということではなく、ゲーム業界とともに一緒に育ってきたというイメージでしょうか。現在の無料通信アプリ「LINE(ライン)」やフェイスブック、ツイッターなども一種のゲームだと思っています。
――おもしろい考え方ですね
堀井 例えば、フェイスブックは、プロフィルという装備をして、オンラインの世界への冒険しにいくように思っています。書き込みに対し、さまざまなリアクションがありますね。それは遊び方が増えただけと思います。ゲームのオンライン化も、遊び方が増えたというイメージで抵抗はありませんでした。
――ゲームデザイナーになるには、どうすればいいですか
堀井 イベントなどでよく質問を受けますが、答えに困ります。僕はゲームの創成期とコンピューターにのめり込んだ時期が一致したで運がよかった。今からフリーのゲームデザイナーでデビューしようとすると結構大変です。自分の感性を信じて頑張るしかない。みんな頭の中にある間は素晴らしいものです。それを形にするのは大変だけど、世の中に出していくことが大事です。
――専門学校もありますね
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