2015.04.12
今日はNHKカルチャー青山教室で行われた富野の講演会「監督富野由悠季、語る。『Gのレコンギスタ』で学んだこと」に参加してまいりました。
講演そのものも大変興味深いものだったのですが、終了後に思いもしないサプライズが待ち受けてました……。

これは夢ではなかろうか……。
それは講演会が終了し、拍手で富野を送り出した後のこと。
渡されたアンケート用紙に、「富野へのメッセージ」や「もし次回があれば富野に聞いてみたいこと」「今日の感想」などがあったので、講演を思い出しながら書いておりました。
そこへ出て行ったはずの富野が戻ってきて再び演台に陣取ります。
どういうこと?と事態が飲み込めずにいると、やおら「もし、こんな富野のサインでも欲しければ書くんで…」と
え?自分からサイン会の開催を言っちゃうんですか???
その瞬間から会場内は軽くパニック状態になってしまいました。
民族大移動でサイン待ちの列ができます。
もちろん私も並びましたよ。
同行したギムG(@GymGhingnham)は4Fの会場からB1Fの本屋へダッシュして色紙を買ってきてました。
こやつ、やりよる。
私は、ギムGに見せるため、たまたま先日の完結イベントでいただいた絵コンテをもってきていたのでそれに描いてもらいました。
(参照記事:「「Gのレコンギスタ」完結イベントが最高でした(26話の感想も)」)
これの

表紙をめくった裏側に!

絵コンテとサインというファンとしてはお宝です。

実はこのサインを頂くときには、富野から暖かい言葉もいただいたのです。
最初にこの絵コンテを見せた時は「また嫌なものを持ってきて…」と言った富野だったのですが、今日富野の語った仕事論に感銘を受け元気が出たこと、悩んでいたけど迷いが断ち切れたことを伝えると「そう言っていただけるとありがたいと思います。と同時に他人ごとでなく自分もそういう時期がありました。だからね、急がなくていいの。急いじゃだめ。」と言っていただけたのです。
さらにお礼を言って立ち去ろうとしたら呼び止めて「ゆっくりでいいんだからね」とまで言っていただけました。
富野が語った仕事論とは、「仕事は人を救う」ということ。
仕事とは「労働と資本」という対立項でとらえるものではなく、自分のすべきこと、自己啓発、積極性なのだと。
仕事と向き合えることは実はとても幸せなことであり、自分のスキルを上げるチャンスである。
一生続けられる仕事を持っている人は死ぬまで元気であり、富野自身も実際のG-レコ制作作業に入ったここ5年は生きていることがつまらなくなくなった。
「このバカども」と部下に対して思っても、思える相手がいることが自分の存在証明であり幸せなのだと。
こう語っていたのです。
実は私、このあたり聞きながら心に刺さることが多くて涙目になっていました。
だからこそ、その思いを富野に伝えたかったし、富野に励ましてもらえてとても幸せでした。
さて、このようにいただいたサインなのですが、前回明治大学の宇宙社会学シンポジウムでいただいたものと比べると、ハロがノベルに変わっていました。

さらに、ツイッターでフォローしているしおさんがこのようなツイートをされていました。
こ!これはたしかに!!
女性へのサインには☆ではなく♡が!
サイン会でも女性にはハグをしたり頭をなでてもらっていた富野。
ぐぬぬ、私も女性だったら……。
でも、富野からいただいた言葉が何よりのプレゼント。
あしたもがんばっぺ。
さて、この講演会でも富野はG-レコを制作するうえで参考にした書籍を挙げていました。
最後にそれをご紹介いたしましょう。
1冊めが池内了氏の「科学・技術と現代社会」
これは上下巻の大著なのですが、下巻の720ページだけを読めばいいと言っていました。
2冊めがE.H.カーの「危機の二十年――理想と現実 」
機会を作って読まないと(義務感)
そんなこんなでとても有意義な日曜日を過ごすことができ、70すぎのお爺ちゃんから元気を分けていただきました。
本当に感謝感謝。
あ、肝心の講演の内容についてはシャア専用ブログさんあたりがまとめてくださると思いますので、そちらでご確認下さいませ。
あ、今日一番の衝撃は冒頭で富野が「今ご紹介にあずかりました、2ちゃんねる用語でいうところの『禿』です」と自己紹介したところかも。
講演そのものも大変興味深いものだったのですが、終了後に思いもしないサプライズが待ち受けてました……。
これは夢ではなかろうか……。
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あれ?戻ってきた…
それは講演会が終了し、拍手で富野を送り出した後のこと。
渡されたアンケート用紙に、「富野へのメッセージ」や「もし次回があれば富野に聞いてみたいこと」「今日の感想」などがあったので、講演を思い出しながら書いておりました。
そこへ出て行ったはずの富野が戻ってきて再び演台に陣取ります。
どういうこと?と事態が飲み込めずにいると、やおら「もし、こんな富野のサインでも欲しければ書くんで…」と
え?自分からサイン会の開催を言っちゃうんですか???
まさかまさかの
その瞬間から会場内は軽くパニック状態になってしまいました。
民族大移動でサイン待ちの列ができます。
もちろん私も並びましたよ。
同行したギムG(@GymGhingnham)は4Fの会場からB1Fの本屋へダッシュして色紙を買ってきてました。
こやつ、やりよる。
私は、ギムGに見せるため、たまたま先日の完結イベントでいただいた絵コンテをもってきていたのでそれに描いてもらいました。
(参照記事:「「Gのレコンギスタ」完結イベントが最高でした(26話の感想も)」)
これの
表紙をめくった裏側に!
絵コンテとサインというファンとしてはお宝です。
サインだけでなくありがたい言葉もいただく
実はこのサインを頂くときには、富野から暖かい言葉もいただいたのです。
最初にこの絵コンテを見せた時は「また嫌なものを持ってきて…」と言った富野だったのですが、今日富野の語った仕事論に感銘を受け元気が出たこと、悩んでいたけど迷いが断ち切れたことを伝えると「そう言っていただけるとありがたいと思います。と同時に他人ごとでなく自分もそういう時期がありました。だからね、急がなくていいの。急いじゃだめ。」と言っていただけたのです。
さらにお礼を言って立ち去ろうとしたら呼び止めて「ゆっくりでいいんだからね」とまで言っていただけました。
富野が語った仕事論とは、「仕事は人を救う」ということ。
仕事とは「労働と資本」という対立項でとらえるものではなく、自分のすべきこと、自己啓発、積極性なのだと。
仕事と向き合えることは実はとても幸せなことであり、自分のスキルを上げるチャンスである。
一生続けられる仕事を持っている人は死ぬまで元気であり、富野自身も実際のG-レコ制作作業に入ったここ5年は生きていることがつまらなくなくなった。
「このバカども」と部下に対して思っても、思える相手がいることが自分の存在証明であり幸せなのだと。
こう語っていたのです。
実は私、このあたり聞きながら心に刺さることが多くて涙目になっていました。
だからこそ、その思いを富野に伝えたかったし、富野に励ましてもらえてとても幸せでした。
男女で描き分けている!
さて、このようにいただいたサインなのですが、前回明治大学の宇宙社会学シンポジウムでいただいたものと比べると、ハロがノベルに変わっていました。
さらに、ツイッターでフォローしているしおさんがこのようなツイートをされていました。
今日の富野監督のサインをば・・・他の青山教室行った方たちのサインと見比べると、自分のはノベルが飛ばしてるのがハートなんですね。男性だと☆で女性だとハートにしてんのかな。こんなとこまで芸が細かいわ富野監督 pic.twitter.com/YKY2DqeHIe
— しお (@t0_sio) 2015, 4月 12
こ!これはたしかに!!
女性へのサインには☆ではなく♡が!
サイン会でも女性にはハグをしたり頭をなでてもらっていた富野。
ぐぬぬ、私も女性だったら……。
でも、富野からいただいた言葉が何よりのプレゼント。
あしたもがんばっぺ。
G-レコ課題図書
さて、この講演会でも富野はG-レコを制作するうえで参考にした書籍を挙げていました。
最後にそれをご紹介いたしましょう。
1冊めが池内了氏の「科学・技術と現代社会」
これは上下巻の大著なのですが、下巻の720ページだけを読めばいいと言っていました。
2冊めがE.H.カーの「危機の二十年――理想と現実 」
機会を作って読まないと(義務感)
そんなこんなでとても有意義な日曜日を過ごすことができ、70すぎのお爺ちゃんから元気を分けていただきました。
本当に感謝感謝。
あ、肝心の講演の内容についてはシャア専用ブログさんあたりがまとめてくださると思いますので、そちらでご確認下さいませ。
あ、今日一番の衝撃は冒頭で富野が「今ご紹介にあずかりました、2ちゃんねる用語でいうところの『禿』です」と自己紹介したところかも。
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