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自閉症発症、幼児時の混合ワクチン摂取と関連 伊地裁の賠償命令 専門家「科学的根拠なし」
イタリアで、乳幼児の時に破傷風や百日ぜきなどの混合ワクチンを接種したことで子供が自閉症になったとして、子供の家族が保健省に損害賠償を求めた訴訟で、北部ミラノの地裁が9月、自閉症とワクチン接種の関連性を認め賠償金の支払いを命じていたことが25日、分かった。イタリア主要紙レプブリカなどが報じた。
イタリアでは過去にも、予防接種と自閉症の関連性を認めた判例がある。ただ、国際的には関連性を否定する説が主流とされ、専門家や研究者らは「科学的根拠がない」とミラノ地裁の判決に異論を唱えている。報道を受け、保健省は25日、ホームページで上訴したことを明らかにした。
各紙によると、地裁は9月23日、保健省に対し2カ月ごとに1683ユーロ(約25万円)を家族に支払うことなどを命じた。判決理由の詳細は不明。(共同)