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世界遺産の東寺で油のような液体の被害
4月12日 18時43分

文化財などに油のようなものがかけられる被害が相次いで見つかるなか、京都市にある世界遺産の東寺で新たに国宝の金堂などで被害が確認され、警察が文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。
世界遺産に登録されている京都市の東寺では先月27日、国宝の御影堂など5か所で油のようなものがかけられた跡が見つかりました。
東寺によりますと、警察と協力して見回りを行った結果、新たに国宝の金堂や国の重要文化財の講堂など3つの建物と塀の一部で被害が見つかったということです。
油のようなしみはいずれも一般の人が出入りできる場所にあり、今月9日に見回りをしたときにはなかったということです。
東寺の砂原秀輝総務部長は「日本の文化や宗教はみんなが守ってきたものです。
世界に誇る文化財にこういうことをしてはいけない」と話しています。
警察は文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。

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