【ソウル聯合ニュース】米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスは１０日、韓国の国債格付け見通しを「安定的（ステイブル）」から「強含み（ポジティブ）」に引き上げた。格付け自体は「Ａａ３」に据え置いた。
見通しが引き上げられたことは、６～２４カ月以内に格付けが引き上げられる可能性があることを意味する。同社は２０１２年８月に韓国国債の格付けを「Ａ１」から上から４番目の「Ａａ３」に引き上げた。日本の格付けは「Ａ１」。
同社は韓国の負債管理が改善されたことや、グローバル市場が急変した場合の脆弱性が和らいだことを見通し引き上げの理由に挙げた。