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 東京電力は12日、福島第一原発1号機の状態を調べるために原子炉格納容器内に投入し、内部で走行不能になったロボットの回収を断念した、と発表した。外部とつながるケーブルを切断する作業に入る。13日に予定していた、もう1台の投入も延期する。

 東電は10日にロボットを格納容器内に入れ、周囲の様子を撮影しながら温度や放射線量を測定していた。東電は、予定していた18カ所のうち14カ所を調査できたとしている。