タリーズ、数量限定コーヒー豆「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ」2種を発売

　タリーズコーヒージャパンは6日、数量限定コーヒー豆「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ イエローブルボンパッサ」と「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ ドライオンベッド」を今月18日よりタリーズコーヒー全店にて発売すると発表した。

　同社では、2007年にブラジルのバウ農園とパートナーとして取り組みを開始し、現在共同で選定したブルボン種を育てている。今回発売する2品は、ブラジルではほとんど採用されない「アフリカンベッド」での乾燥をタリーズとバウ農園の信頼関係により実現させ、時間をかけ丁寧に仕上げたコーヒー豆である。

　「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ イエローブルボンパッサ」は、シトラスのような明るく爽やかな酸味があり、ギュッと凝縮された完熟チェリーの甘みが感じられるコーヒー。果実が黄色く熟すイエローブルボン種で、完熟からほとんど水分がなくなる一歩手前までの僅かなタイミングを見極めて丁寧に手摘み収穫している。

　「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ ドライオンベッド」は、ドライオンベッド特有のクリーンで甘みの強い味わいが特徴で、濃厚な強いコクと甘みが後味まで続く。通常、ブラジルでは「パティオ」と呼ばれるコンクリートの乾燥場でコーヒー豆を乾燥させますが、今回発売の商品は「アフリカンベッド」と呼ばれる風通しの良いベッド(網目状の棚)の上で乾燥させる方法を採用した。

　時間と手間がかかる方法だが、丁寧に一粒一粒、欠点豆を取り除くため、クリーンな仕上がりになるうえ、コーヒーチェリーの果肉の甘みが時間をかけて中へと浸透していき、凝縮された甘みと円熟した風味をもったコーヒー豆を作り出す。

　価格は「タリーズブラジルファゼンダバウイエローブルボンパッサ」1,540円、「タリーズブラジルファゼンダバウドライオンベッド」1,230円。（宮野 浩）