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地下鉄で男が“催涙スプレー” 大阪
4月12日 1時35分

11日夜、大阪市営地下鉄の車内で男が催涙スプレーのようなものをまき、乗客4人が、顔やのどの痛みを訴えて病院に運ばれました。男は傷害の疑いで逮捕され、「乗客とトラブルになった」と供述していることから、警察がいきさつを調べています。
11日午後10時半ごろ、大阪市営地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅で、「刺激臭がする」と駅員から警察に通報がありました。消防によりますと、20代から30代の乗客の男女4人が、顔やのどの痛みを訴えて病院に運ばれました。いずれも、症状は軽いということです。
警察は、車内で催涙スプレーのようなものををまいた大阪・中央区の塾講師和氣忠彦容疑者(28)を傷害の疑いで逮捕しました。和氣容疑者は調べに対し容疑を認め、「乗客の男性とトラブルになりスプレーを吹きつけた」などと供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
電車に乗っていた20代の男性は「『顔に液体をかけられ熱い』と叫ぶ男性の声が聞こえ、しばらくすると、周りの人がせき込み始めた。自分もせきがとまらなくなった。突然のことで怖かった」と話していました。大阪市交通局によりますと、当時、電車には乗客およそ460人が乗っていて、全員を淀屋橋駅で降ろしたということです。

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