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福田元首相 AIIB“参加含め柔軟に”4月6日 15時50分
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福田元総理大臣は東京都内で講演し、中国が設立を提唱するAIIB=アジアインフラ投資銀行について「途上国のため、基本的には賛成せざるをえない」と述べ、参加も含めて柔軟に対応すべきだという認識を示しました。
この中で福田元総理大臣は、中国が設立を提唱するアジアインフラ投資銀行について「先進国に抜け出そうとしているアジアの諸国から見れば、インフラのために金を用意してくれるというのは、こんなうれしい話はない。反対すれば途上国いじめになるかもしれず、基本的には賛成せざるをえない案件だ」と指摘しました。
さらに、福田氏は「習近平国家主席は世界銀行やIMF=国際通貨基金、アジア開発銀行と調和を取りながらやっていくと、はっきり述べており、独断専行はしないというメッセージだ」と述べました。
そして福田氏は「正式に参加を申請する期限は6月なので、まだ時間的な余裕がある。しっかりと内容の詰めを行い、日本の立場をしっかりと堅持しながら、この機関を活用し、応援していく必要性がある」と述べ、参加も含めて柔軟に対応すべきだという認識を示しました。
さらに、福田氏は「習近平国家主席は世界銀行やIMF=国際通貨基金、アジア開発銀行と調和を取りながらやっていくと、はっきり述べており、独断専行はしないというメッセージだ」と述べました。
そして福田氏は「正式に参加を申請する期限は6月なので、まだ時間的な余裕がある。しっかりと内容の詰めを行い、日本の立場をしっかりと堅持しながら、この機関を活用し、応援していく必要性がある」と述べ、参加も含めて柔軟に対応すべきだという認識を示しました。