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船で欧州へ 移民ら1500人余を救助4月6日 11時32分
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不安定な情勢が続く中東やアフリカ各国から船でヨーロッパに向かっていた1500人余りの移民や難民が、イタリアの沿岸警備隊などに救助され、船が沈没するなど悲惨な事故があとを絶たないなか、密航の仲介業者の摘発など対策を進めることが国際社会の課題になっています。
イタリアの沿岸警備隊や海軍は4日、イタリアの沖合の地中海で、北アフリカから出航したとみられる5隻の船を見つけ救助しました。
このうちの3隻は自力での航行が困難になって衛星電話で救助を求めてきたということで、船には中東やアフリカ各国からの移民や難民とみられる人々合わせて1500人余りが乗っていました。
中には女性や赤ちゃんも含まれていましたが、全員が当局の船に移り、収容施設があるイタリア南部のランペドゥーザ島などに送られました。
中東や北アフリカでは、4年前に始まった「アラブの春」と呼ばれる民主化運動をきっかけに内戦や政情不安が続き、安定を求める人々が船でヨーロッパに押し寄せています。
しかし、途中で船が沈没するなど悲惨な事故があとを絶たず、密航を手助けする仲介業者の摘発など、対策を進めることが沿岸各国や国際機関の課題になっています。
このうちの3隻は自力での航行が困難になって衛星電話で救助を求めてきたということで、船には中東やアフリカ各国からの移民や難民とみられる人々合わせて1500人余りが乗っていました。
中には女性や赤ちゃんも含まれていましたが、全員が当局の船に移り、収容施設があるイタリア南部のランペドゥーザ島などに送られました。
中東や北アフリカでは、4年前に始まった「アラブの春」と呼ばれる民主化運動をきっかけに内戦や政情不安が続き、安定を求める人々が船でヨーロッパに押し寄せています。
しかし、途中で船が沈没するなど悲惨な事故があとを絶たず、密航を手助けする仲介業者の摘発など、対策を進めることが沿岸各国や国際機関の課題になっています。