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カイロの爆発事件 過激派組織が犯行声明4月6日 4時57分
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エジプトの首都カイロで、外国人が多く住む地区に近い橋の上で爆弾が爆発して警察官1人が死亡し、警察などを狙った爆弾テロを繰り返している過激派組織が犯行を認める声明を出しました。
カイロの中心部で5日、ナイル川にかかる橋の上にある警察の検問所付近で突然、爆弾が爆発しました。警察によりますと、この爆発で警察官1人が死亡し、市民など2人がけがをしたということです。現場は、日本人も含め外国人が多く住む地区に近い場所で、警察の検問所のいすの下に爆発物が仕掛けられていたということです。
エジプトでは、おととしの軍による事実上のクーデターで、イスラム組織の政権が追放されたあと、複数の過激派組織が警察や軍などを狙った爆弾テロを繰り返し起こしていて、4日も警察署の近くで爆弾が爆発する事件が起きたばかりでした。
今回の事件のあと「エジプトの兵士たち」を名乗る過激派組織がインターネット上に犯行を認める声明を出し、治安当局は、今後も首都近辺で過激派によるテロが起きる可能性があるとして警戒を強めています。
エジプトでは、おととしの軍による事実上のクーデターで、イスラム組織の政権が追放されたあと、複数の過激派組織が警察や軍などを狙った爆弾テロを繰り返し起こしていて、4日も警察署の近くで爆弾が爆発する事件が起きたばかりでした。
今回の事件のあと「エジプトの兵士たち」を名乗る過激派組織がインターネット上に犯行を認める声明を出し、治安当局は、今後も首都近辺で過激派によるテロが起きる可能性があるとして警戒を強めています。