鳩山由紀夫氏、普天間移設「最低でも県外」実現に至らず謝罪
2015年4月11日0時7分 スポーツ報知
鳩山由紀夫元首相(68)が10日、BS日テレ「深層ニュース」に生出演し、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題について、自らの首相時代に「最低でも県外」と発言しながら実現に至らなかったことについて謝罪した。
辺野古以外の移設先の見通しが立たない状況で「最低でも県外」を掲げ、問題の混迷化を招いた発言について、鳩山氏は「(移設先を)見つけたいと思っておりましたし、なんとか実現させたいと思っておりましたが…沖縄県民の皆様には今でも申し訳ないと思っております」とわびた。今も2か月に1度は沖縄を訪れていると説明したため、渡部恒雄・東京財団上席研究員から「移住の考えはありませんか?」と問われると、口元に笑みを浮かべながら「決して悪いアイデアではないと思います」とした。
また、3月に外務省の中止要請を無視してロシア南部クリミア半島の訪問を強行し、批判を浴びていることについて「小泉(純一郎元首相)さんだったら許されたのでは…。漠然と私だから…」ともらすと、渡部氏から「被害妄想じゃないですか」とツッコまれていた。