我々取材班のもとに突然届いた動画ファイル。
そこには生物が決して存在することができないという極寒の雪山ヒマラヤの奥地で確かに動く影が映っていた。
それこそ我々が長年追い続けてきた伝説の雪男イエ〜イティの姿だったのだ
イエ〜イティそれはヒマラヤにすむといわれる謎の生物だ。
最近ではその存在自体が疑問視されていた。
しかし送られてきた動画に映っていたのは雪男に間違いなかった。
取材班は早速現地へ飛んだ
雪男の撮影に成功し動画を送ってきてくれたのはヒマラヤ人のパッサンという男だった
マイネームイズパッサンです。
私確かに雪男見ました。
(コマさん)おらはコマさん隊長ズラ。
よろズラ。
《コマじろう:また名前が変わってるズラけど…。
やっぱり同じ人ズラ》もんげ〜寒くなってきたズラ。
(矢良瀬)それだけ雪山に近づいているんだ。
ここから先は人間の住めない世界だぞ。
《矢良瀬さん今エアコンの温度を思いっきり下げたズラ》さあいよいよ雪山だぞ。
気を引き締めるズラ!《やっぱり日本ズラ》カードを確認しました。
ご利用ありがとうございました。
我々は早速イエ〜イティの目撃情報があった場所にキャンプを設置した。
あらゆる生命を凍らせてしまう極寒の地。
果たしてこんな場所で活動する生物がいるというのだろうか
もんげ〜寒いズラ。
(エンジン音)ズラ?そこに真実はな〜い!《完全に冷凍倉庫ズラ》
いよいよ雪男伝説の真実へ迫ろうとしていたまさにそのとき!我々の前に大自然の洗礼が待ち受けていた
ブリザードだ!た大変ズラ!来るな来るんじゃない!みんなまで遭難してしまう!《でっかい扇風機ズラ》
雪山の恐怖はブリザードだけではない。
過酷な環境は時に信じられないほど凶悪な野生生物を生み出していたのだ
ヒッ!?クマです!クマが出ました!もんげ〜!クマだと!?すぐに逃げるんだ!キュー。
ズラ?アライグマじゃねえかよ!ちゃんと凶暴なクマ連れてこいよ!無理ですよ!襲われたりしたら危ないじゃないですか。
それをしつけるのがお前の仕事だろ!
(コマさん)これなんズラ?あぶな〜い!これは一見アライグマだが実は凶暴なブリザードベアだ!ブリザードベアズラ!?なんて凶暴なんだ!やめろやめろ。
《矢良瀬さんあくまでブリザードベアで押し通すつもりズラ》
そしてついにヒマラヤにすむという幻の雪男イエ〜イティと出会ったのだ
お前ら準備はいいな?
(2人)うっす。
(2人)お待たせしたっす!お前ら裾踏んでる!腹!腹から見えてる!あっ。
お前ら逆だ逆!雪男さ〜ん。
うが〜!もんげ〜!ほんとに雪男さんズラ!感動ズラ!イェーイ。
《中の人前が見えてないんじゃないズラ?》もんげ〜!雪男さんが真っ二つズラ!いやちが〜う!イエ〜イティは大きくなると上下に分裂して増えるという伝説を聞いたことがある。
まさにそれかもしれん!《どんな伝説ズラか…》うわ〜!あぁ〜!ズラ〜!な…雪崩だ〜!逃げろ〜!もんげ〜!うわぁ…。
マグロ片づけるの大変そうズラ…。
こうして雪男イエ〜イティは雪崩の中へ消えていったのだった
それじゃあ下山しようか。
兄ちゃん隊長帰るズラよ〜。
イエ〜イティさんバイズラ〜。
この世で起きる不可解な出来事はすべて妖怪のしわざ。
そんな妖怪たちを見ることができる腕時計こそが妖怪ウォッチです
妖怪たちとの出会いがあなたの人生にどんな影響をもたらすのかそれは誰にもわかりません
え〜今日はみんなに新しい友達を紹介する。
お〜い入ってきてくれ。
(みんな)ん?転校生の千駄ヶ谷剣君だ。
さあ挨拶して。
(剣)千駄ヶ谷だ。
前の学校ではよくアニキと呼ばれていた。
よろしく頼む。
アニキだって。
そういわれるとそんな感じだね。
(ケータ)アニキかぁ。
なんかピッタリかも。
(カンチ)いてっ…いててて。
え?その足じゃ歩けねえだろ。
あ…うん。
ありがとう。
(みんな)お〜。
かっこいい!
(フミ)うぅ…。
あれ?任せておけ。
あ…ありがとう。
(みんな)うわ〜。
(クマ)わ〜。
うわ!俺のプリンが〜!甘いのは苦手なんだ食ってくれ。
剣さん!ありがとう!かっこいいよね!うんすっごく頼もしいし!アニキだ…千駄ヶ谷さんは俺たちのアニキなんだよ〜!
(みんな)アニキだ。
アニキアニキ…。
よしな!給食が冷めちまうぜ。
(みんな)はいアニキ!えぇそこまで?
(みんな)アニキおつとめご苦労さまです!おはよう。
アニキお供させてください!アニキ男磨かせてもらいます!
(剣)好きにしな。
アニキお机磨いておきました。
悪いな。
っていうかこれおかしいよね!絶対に妖怪のしわざだよ。
(ウィスパー)知らないんですか?転校生っていうのは魅力的に見えるもんなんです。
まあケータ君の気持もわかりますが〜。
やっぱりいた!うぃす!?
(アニ鬼)おう人間!俺に何の用だ?うわ〜!うぃうぃ…ずるいですよ!ケータ君が見つけたんですよ!
(アニ鬼)やめろ!うぃす?ここじゃなんだ。
ついてきな。
え…。
うぅ…。
ありました!妖怪アニ鬼。
取り憑いた人間を大人の魅力溢れる人間に変えてしまうそうです。
妖怪不祥事案件でいうところの「転校生ってなんか大人っぽく見えてかっこいいよね」を引き起こすことで有名です。
そうなんだ。
ああの…アニ鬼。
みんなを元に戻してほしいんだけど。
男だったらこいつできな。
ひぃ〜。
ケータ君負けちゃダメですよ!うん…。
ウィスパーいくよ!うぃっす〜!ガーブンチョ!妖怪ウォッチ零式。
俺の友達!出てこいジバニャン!妖怪メダルセットオン!おっと召喚の構え。
〜プリチー召喚であります。
(ジバニャン)コマニャチジバニャン!ジバニャンアニ鬼を追い払って!ちょうどチョコボー食べるとこだったニャン!なんで邪魔するニャン!おい!な…なんですかニャン?うわ〜!うぃす!悪かったな俺のせいで。
え?食えよチョコボー。
遠慮はいらねえ。
あ…アニャキ!ちょっと!どうやらアニ鬼の魅力は妖怪にも効果があるみたいですね。
それなら!
(グレるりん)グレるりん!よっしゃ〜俺に任せろ!オラオラオラ!いいんだぜ?あ?俺の前でそんなに肩肘張った生き方しなくてもよ。
あ…アニキ!グレるりんまで?だったら!頼んだよメラメライオン!
(メラメライオン)メラメラ!熱いよなお前。
いつも燃えててよ。
そういうのいいと思うぜ。
メラ…メラメラ〜!え〜!だったらこっちだ!これでどうだ!
(みんな)アニキ!見事にみんなアニ鬼軍団になっちゃいましたね。
よう。
えっなな何?いいバトルだったぜ。
ここに響いた。
え…。
今日からお前もダチだ。
あぁ…。
アニ鬼!うぃす?ケータ君…。
え〜急な話だが千駄ヶ谷君はご両親の仕事の都合で転校することになった。
(みんな)え〜!アニ鬼も行っちゃうんだね。
あいつには俺がついててやらないとな。
そっか…そうだよね。
なんですかこの雰囲気は!え〜!汽車が来ちゃった!あぁ…アニ鬼。
俺絶対に召喚するからアニ鬼のこと…。
絶対に召喚…するから!おう待ってるぜケータ!アニ鬼!
(汽笛)あっ。
あいつら…。
剣はどこへ行っても友達がたくさんできるな。
ほら手を振らなくていいの?自分不器用ですから。
1番クマいきま〜す!水が満タンのこのバケツを両手でそ〜りゃ〜!
(みんな)お〜!2番カンチいきま〜す。
両手にホウキをのせてよっとっと…。
(みんな)お〜!3番ケータいきま〜す!この横長の雑巾を手の中で丸めて念じると縦長に!
(みんな)お〜!男子ってくだらないことで盛り上がるよね。
(3人)ほんとよね!
(2人)ハハハハ!
(笑い声)俺の勝ち〜!冷たっ!って…あれ?俺何してたんだろ?人間の男子というのは実にくだらないことで盛り上がるもんですね。
いやいくらなんでもここまでしないよ。
あっこれってもしかして妖怪のしわざかも!またまた〜んなバカなことをさせる妖怪なんているわけ…。
ばか〜ん!いた!うぃす!ウィスパーあれ何?え〜とあれは…。
男子に取り憑いてはくだらないことをさせて盛り上げるという妖怪不祥事案件…。
「男子ってあんなことではしゃいじゃってバカみたい」を引き起こす妖怪でうぃす!ばか〜んバレちゃった?あっ待て!なんでこんなことするの!ばか〜ん怖い顔しちゃいや〜ん。
ばか頭巾にバカにされちゃってますよ。
しゃべる気がないんだったら…。
俺の友達出てこいバクロ婆!妖怪メダルセットオン!フシギ召喚!
(バクロ婆)バクロ婆!頼んだよバクロ婆!ババーン!あれはそう僕がただの頭巾だった頃の話だ。
あの頃の僕は防災頭巾としての使命に燃えていた。
いつもは座布団として子供たちのお尻を守り非常時には頭巾となって頭を守るという使命に。
だが…。
(オナラ)
(ばか頭巾)男子は平気でオナラをした。
あぁまあね…。
それだけじゃない!フォーッフォッフォッ!頭巾怪獣だ!ジュワッ!このうるとらマロンが相手だくらえマロンチョップ!とぉ〜!わぁ!怪獣ごっこをしたり…。
あぁやるやる…。
ボクシングごっこをしたり…。
あぁこれもやるよね〜。
(ばか頭巾)フリスビーにしたり。
あの時決意した…男子たちに復讐しようと。
そんなにくだらない遊びがしたいならさせてやると!そして僕はばか頭巾になった。
そうだったんだ。
でもなんか似たような話を前に聞いた気がするんだけど…。
ですね…。
(わすれん帽)その気持わかります〜!わすれん帽!私も女の子に裏切られて妖怪になりましたから〜。
わかってくれる?えぇわかりますとも!女の子ってすぐに忘れ物しちゃうんですよ。
男の子はすぐにくだらないことで盛り上がるし。
そっか!ばか頭巾の話どこかで聞いたと思ったらわすれん帽だったんだ。
同じような苦労をわかりあえる仲間がいてよかったです。
(ばか頭巾)僕はこんなひどい目に遭ったんです。
(わすれん帽)うんうん。
よし!無事解決したぞ!ケータ君何もしてませんよね?よし!無事解決したぞ!ただ今人気急上昇中のお笑いコンビわーくんばーくんのお二人です。
(わーくん)わーくんです!
(ばーくん)ばーくんです!はっ!ここはどこだ?俺は誰だ?お前は誰だ?バケツの水をグルグル〜!ご飯はまだかな〜?バケツを回しながらホウキを手にのせちゃうぞ!ウィスパーあれって…。
完全にわすれん帽とばか頭巾が取り憑いてます。
気が合いすぎてコンビ組んじゃったんですね。
はい横長の雑巾が…縦長に。
ところでご飯はまだかな〜?
(2人)おあとがよろしいようで。
皆さんよく見てください。
どこかがだんだん変わっていきますよ。
ほらほら変わり始めてますよ。
わかりますか?あああそこあそこ。
あそこだってば。
変わっていたのは…あっここでしたか。
ちょっと難しすぎましたね。
ケータ君今日の妖怪は?アニ鬼ばか頭巾!うぃすうぃすうぃすお出かけですか?俺っちばか頭巾のせいでおバカなことをするニャン。
うぃす?ニャンニャンニャン…。
うぃすすのす〜。
フシギ族!ニャンニャンこれでいいのニャ。
おひかえなすって5か月ぶり。
2015/04/10(金) 18:30〜18:58
テレビ大阪1
妖怪ウォッチ「妖怪アニ鬼 ほか」[字][デ]
ケータのクラスに転校生がやってきた。困っている人を見つけると、不器用ながらも手助けをする、男気あふれる硬派な転校生だけど…。ほか【妖怪ばか頭巾】など!
詳細情報
番組内容
ごくごく普通の街「さくらニュータウン」に暮らす、ごくごく普通の小学5年生「天野景太(ケータ)」は、ある夏の日に白い奇妙な生き物「ウィスパー」に遭遇した。それからケータにつきまとうようになったウィスパーは、なんと妖怪だったのだ!不思議な時計「妖怪ウォッチ」をウィスパーから渡されたケータは、その日から街のいたるところに現れる妖怪たちが見えるようになってしまった…!
データ放送
番組放送中にリモコンの<d>ボタンを押すと、妖怪大辞典などのいろいろな情報が見られるぞ!!しかもデータ放送画面では、毎週異なるタイミングで突然、「コマさん時間」が発動!発動中に表示されるQRコードに携帯電話からアクセスすると、毎週替わる「コマさん もんげー!つぶやきボイス」をゲットできるぞ!!詳しい入手方法は「あにてれ」のホームページをチェックしてね!
出演者
天野景太(ケータ):戸松遥
木霊文花(フミちゃん):遠藤綾
熊島五郎太(クマ):奈良徹
今田干治(カンチ):佐藤智恵
ウィスパー:関智一
ジバニャン:小桜エツコ
原作脚本
【クリエイティブプロデューサー/企画・シナリオ原案】日野晃博
【原作】レベルファイブ
【シリーズ構成】加藤陽一
監督・演出
【監督】後信治
【キャラクターデザイン】須田正己
【総作画監督】山田俊也
音楽
【オープニングテーマ】
「祭り囃子でゲラゲラポー」
「初恋峠でゲラゲラポー」
キング・クリームソーダ
【エンディングテーマ】
「アイドルはウーニャニャの件」
ニャーKB with ツチノコパンダ
制作
【製作】テレビ東京、電通、OLM
ホームページ
http://ani.tv/youkai-watch/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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