この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
北海道の函館市で、歩道を歩いていた子ども2人と父親に、軽乗用車が突っ込みました。
警察が、殺人未遂容疑で運転していた男から事情を聴いたところ、誰でもよかったなどと話しているということです。
3人がはねられたのは、函館市富岡町の保育園前の歩道です。
午前11時40分ごろ、3歳の女の子と1歳の男の子、それに23歳の父親の合わせて3人が、突然、歩道に乗り上げてきた軽乗用車にはねられました。
3人は目の前の保育園に駆け込み、病院に運ばれましたが、父親と女の子はけがをしていて、男の子は容体が不安定だということです。
犯人の人が追いかけて、ここまで入ってこようとしたので、ここを鍵かけたんですけども。
警察によりますと、軽乗用車を運転していたのは、函館市の43歳の男で、車は歩道に乗り上げたあと、電柱をよけるようにして走り、ブレーキをかけずに3人をひいたということです。
その後、男は父親に馬乗りになって殴っていて、いらいらしていた、誰でもいいからひいてやろうと思ったなどと話しているということです。
東京株式市場の日経平均株価がきょう、一時、2万円に達しました。
およそ15年ぶりの大台突破に、政界や市場関係者の間には、歓迎ムードが漂っています。
一方で、私たちの暮らしにはどんな影響があるのか。
株高に沸く市場とは対照的に、街角では冷めた声も聞かれました。
午前9時。
東京都内の証券会社。
取り引き開始直後から熱気に包まれていました。
一方、別の証券会社では、多くの社員が株価ボードの前に。
株価2万円の大台突破に向けて、期待が高まります。
そして、午前9時7分。
あ、ついた!
2万円を突破しました。
トレーディングルームでは、拍手が沸き起こっています。
日経平均株価が2000ねん4月17日以来、およそ15年ぶりに2万円の大台を回復しました。
日経平均、2万円超えました。
こちらの証券会社で用意されていたのは、くす玉です。
社長からは、500円が入った大入り袋が配られました。
ありがとうございます。
やったー、うれしい。
2012年末に安倍政権が発足して以降、上昇を続けてきた日経平均株価。
きょうついに、一時、2万円の大台を突破したのです。
前、私、始めたときは1万いってなかったので、びっくりですね。
続けばいいですけど。
2万ぐらいが続く可能性は高いんじゃないかと思ってますけどね。
日経平均株価とは、東証1部上場の銘柄から選んだ、225銘柄の平均株価のことをいいます。
トヨタやNTTなど、日本を代表する株が選ばれています。
つまり、今の日本経済の好不調を表す一つの指標なのです。
前回、2万円を超えた2000年。
長嶋茂雄さんが現役時代の背番号3に戻して、巨人を日本一に導き、マラソン、高橋尚子さんのオリンピック金メダル獲得などで日本中が沸いた時代です。
当時は、ITバブルと呼ばれた世界的な株高に支えられ、2万円を超える高値となっていたのです。
しかし、このITバブルがはじけると、株価は急落。
その後、15年にわたって、2万円の大台は回復できないままでした。
今回、2万円台を回復し、一つの節目を迎えた日本経済。
では、この株高は私たちの生活にどのように影響するのでしょうか。
ごはんできたよ。
ごはん。
いただきます。
私たちは東京都内に住む30代の主婦を訪ねました。
幼稚園に通う子どもを育てているこちらの女性。
子育ての合間に、株の取り引きをしているといいます。
ちょこっと貯金できたりとか、あとごはん食べに行ったりとか。
夫のお金に頼らず、できるようになればいいなと思って。
独身だった10年ほど前に始めたという株取り引き。
現在はおよそ1000万円を投資に回していますが、ここ2年は、年間150万円ほどの利益が出ているといいます。
やっぱりアベノミクスさまさまみたいな。
一方で、今の株価そのものには、こんな疑問も抱いているといいます。
日経平均が、例えば1万円のころと比べて、暮らしぶりが倍よくなったかって聞かれると、そうではない気もしますね。
街の人も。
収入が増えてるわけでもないので、もうちょっとこう、よくなって、買い物するときも、もうちょっと楽になればいいかなって思います。
主人が運送業なんですけど、去年ぐらいから、少しずつ仕事が増えてきたっていうのは言っていて。
まだ実感まではいかないですけど、徐々になのかなっていうのは少し思います。
今後について、専門家は。
ですから、この2万円乗せっていうのをきっかけに、個人投資家が市場に戻ってくると。
そういう可能性から、むしろこれからを期待したいですよね。
実際に賃上げとか、設備投資とか、消費とか、具体的な行動に直結するのかどうかっていうのは、まさにこれからになりますので。
日経平均株価は、2万円を回復したあとは、利益を確定しようという売りに押され、前日より30円9銭安い、1万9907円63銭で取り引きを終えました。
野村さん。
株価が上昇する原因はいろいろあるわけですけれども、大きく分けますと、例えば金利とか、為替変動といったようなものの影響で、株価が上がってくるという場合もあります。
しかし、一番大事なのは、投資先の日本企業が今後、確実にもうかるだろうという期待感、これがやはり株高につながるわけなんですね。
これを裏切らないためには、やはり賃上げ等によって消費が伸びて、そして好循環が起こるということが何より大事なんじゃないかなというふうに思いますね。
速報です。
韓国のプサンから、福岡に向かっていた高速船が、クジラと見られる物体に衝突し、9人が軽いけがをしました。
韓国の海洋警察などによりますと、きょう午前10時過ぎ、プサンから福岡に向かっていた高速船が、プサン沖でクジラと見られる物体と衝突しました。
高速船には乗務員7人のほか、日本人4人を含む乗客161人が乗っていましたが、衝突により、乗客7人と乗務員2人、合わせて9人が打撲など、軽いけがをしたということです。
日本人1人が、そのうちけがをしたということです。
高速船は午後4時前、プサンに戻ったということです。
茨城県の海岸でけさ、大量のイルカが打ち上げられているのが見つかりました。
瀕死のイルカたちを助けようと、地元の人たちも浜辺に集結し、必死の救出活動が行われました。
船の上で海水をかけられるイルカ。
これは、きょう午後、茨城県の鹿島沖で撮影された映像です。
海岸に打ち上げられたイルカが海に戻されました。
波打ち際に打ち上げられた数多くのイルカ。
尾びれなどを動かしているイルカもいますが、多くが衰弱しています。
大量のイルカの打ち上げが見つかったのは、茨城県鉾田市。
海上保安部などが調べたところ、海岸10キロほどにわたって、およそ150頭のイルカが打ち上げられているのが確認されたといいます。
力ない鳴き声を発することしかできないイルカ。
地元の人などは、イルカに繰り返し海水をかけていきます。
なんとかならないかしら。
こちらは3人がかりで、なんとか海に帰そうとします。
帰ろう、帰ろう。
イルカの体がすべて海水につかるところまで持っていくことができましたが、元気に泳ぐ様子は見られません。
帰りました?
きわどいですね、ちゃんと泳げてないんで、また戻ってくるかもしれないですね。
現地で対応に当たっている水族館によりますと、イルカはカズハゴンドウという種類で、ふだんは100頭から500頭の群れで活動しているということです。
ぜひね、元気なイルカは海に戻したいと思うんですけれども、こういう状況がありまして、数が多いので、今後どのように対応するかってことだと思います。
市などは、生きているイルカの一部を、船で沖合に運ぶため、トラックに載せて移動させるなどし、対応しました。
実は茨城県では、この15年でイルカが大量に打ち上げられたことが、3件あったといいます。
最近では、4年前に、今回の現場からおよそ15キロ離れた茨城県の鹿嶋市でも、同じカズハゴンドウ52頭が打ち上げられています。
きょう、茨城県鉾田市の海岸に打ち上げられたおよそ150頭のイルカ。
かわいそうにな。
大量のイルカは、なぜ打ち上げられてしまったのでしょうか。
専門家は最近の天候による海水温が影響したという見方も。
この前、あったかくなったり、冷たくなったりしましたよね。
この状況が、海のほうでも影響してきてて、大体18度よりも低い水温の所には行けません。
北側に冷たい水温があるんですけれども、ここには行けないし、沖に行こうと思ったんですけれど、もっと冷たい水が南側に差し込んできているために、やむをえず、西側の浅い海のほうにどんどんどんどん移動してきたと。
日本鯨類研究所によりますと、カズハゴンドウは太平洋など比較的暖かい海を回遊していて、その範囲は赤道より北で、北限が今回の茨城県沖だといいます。
茨城沖を回遊しているときに冷たい海流を避けるようにしていたら、打ち上げられてしまった可能性があるということです。
過去に、10例以上の集団座礁というのがあるんですけれど、千葉県と茨城県の所で、起こった事例なんですけれど、同じ季節に起こってるということなんですね。
動物に原因があるというのではなくて、気象とか海象の現象によって、起こった座礁と考えたほうがいいんじゃないかなと思います。
多くの謎が残る海岸へのイルカの打ち上げ。
韓国の警察は、日本の高校生22人が、ソウル市内で万引きをした疑いで検挙したと発表し、監視カメラの映像を公開しました。
高校生らは犯行後、一度帰国しましたが、警察の要請で再び韓国に戻り、容疑を認めたうえで、盗んだ品物を返したということです。
そして、高校生らが通う学校も、きょう、会見しました。
これは、先月27日、韓国・ソウル市内のショッピングモールで撮影された監視カメラの映像。
韓国警察がきょう公開しました。
ジャージー姿で商品棚を囲んでいるのは、日本の高校のサッカー部員らです。
店員が現れると、数人が売り場から離れました。
そして、店員がその場からいなくなると、再び戻ってきました。
一体、何をしているのでしょうか。
別のカメラの映像では、周囲を気にするそぶりを見せる生徒の姿が。
そのとき、生徒の一人がポケットに何か入れたように見えます。
別の売り場でも。
服の中に何かを隠したように見えます。
そこへやって来た店員。
注意をされたのでしょうか、生徒らはその場から離れていきました。
そしてきょう、韓国の警察は、ベルトなどを万引きした疑いで、日本の高校生22人を検挙したと発表しました。
検挙されたのは埼玉県内の私立高校のサッカー部員らです。
高校によりますと、生徒らは先月、親善試合のため、韓国を訪れていたといいます。
そして、帰国当日、生徒37人全員がショッピングモールで買い物をし、うち当時2年生だった22人の部員が、9つの店舗で万引きをしたというのです。
現場のショッピングモールです。
このように、少し狭い通路の両脇に、財布などの小物が所狭しと並べられています。
被害に遭った店は。
盗まれたのは、ベルトや財布など70点余り、およそ28万円相当。
被害の申告を受けた警察は、監視カメラに映ったジャージーから学校を特定。
すでに帰国していた生徒らに、再び韓国に来るように要請し、事情を聴きました。
調べに対し、生徒らは容疑を認め、盗んだ品を返したといいます。
また、学校側には、学校や部に迷惑をかけてしまい、申し訳ないと話しているということです。
この事態にきょう、学校側は会見を開きました。
十数件あるお店の中で、店員さんが2、3名いらっしゃったというふうなことなんですが、店員さんがいらっしゃらない店舗がほとんどだったという。
その場の生徒たちの流れといいますか、で、やってしまったというふうな形のようです。
学校の教育の中でも、甘さがあったというふうに痛感しております。
学校側は、生徒らを自宅謹慎としました。
韓国の地元警察は、旅行中の浮き足立った雰囲気の中での偶発的な犯行とはいえ、2015/04/10(金) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。
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